ayako tsuboyaのブログ
by book-tokyo
engawa
2008年、とりとめなく続く毎日に、こどもの視線や息づかいが加わりました。
そこに在ることをどのように見出すかによって環境や認識、はたまた自分自身と生き物の在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。
アート&デザインwithサイエンスの日々のメモ。

暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。


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本日「まなびのかたち、おしえのかたち」デザイン教育研究会
過日、台風の影響で延期となった「デザイン教育研究会 2014年度_vol」が本日開催されます! とても興味深く、楽しみにしていました。                                             
::::::::::::::::
テーマ 「まなびのかたち、おしえのかたち」
発表者 細谷 誠(日本大学芸術学部デザイン学科 准教授)
日時  2014 年9 月19 日(金) 18:00 ~20:00
会場  日本大学芸術学部 江古田校舎西棟1階 共同アトリエ

「まなびのかたち、おしえのかたち」のテーマのもと、美大デザイン学科の現在、特に「ものづくり」に関わる状況について共有することを目的としたいと考えます。
 デジタル・ファブリケーション、パーソナル・ファブリケーション、ソーシャル・ファブリケーション…、FabLab やMaker ムーブメントの台頭や、町工場における「ものづくり」の新しい動きに象徴されるように、エンジニアリングやマニュファクチャリングのシーンは社会的な革新に進んでいます。
 近代以降の「ものづくり」は設計と製造に分離され、その前者の領域とされてきた「デザイン」にも、その再考が求められて久しく、「デザイン」自体の本質的な革新が喫緊の課題となっている状況です。「デザインの再考」は生活におけるひとつの本質―人間にとって本質的に必要なものを自分たちでつくる―をあらためて考えることから始まるのではないでしょうか。
 こうした社会的革新を考える領域として、「デザイン教育」ひいては広義の教育の役割を浮かび上がらせる必要があります。革新に対応する普通教育、それらを先導するデザイン専門教育、そして、そのプラットホームとしての新しいまなびの場の構築が目標となります。こうした文脈で「まなびのかたち、おしえのかたち」を考える機会としたいと考えます。
 その題材として、日本大学芸術学部デザイン学科インタラクションデザイン分野の活動を紹介します。2012 年度の学科カリキュラムの刷新から3 年目を迎え、専門教育として本格的に始動し、新しいデザイン教育の実験に取り組んでいます。ワークショップなどの新しい「まなびのかたち、おしえのかたち」自体を考える「アートと教育」の授業。観察・共感・本質から導かれるデザインや新しいデザインプロセスを実践する「インタラクションデザイン」の授業。さらには授業外のプロジェクト(ネットワーク配信による「ものづくり」授業の運営など)も含め、新しいデザイン教育の実験の現在を纏めます。


【会場へのアクセス】 
日本大学芸術学部 江古田校舎 〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1 
http://www.art.nihon-u.ac.jp/access/
西武池袋線各駅停車にて江古田駅下車 北口より徒歩1 分
都営大江戸線  新江古田駅下車 徒歩約12 分
関東バス JR 中野駅~江古田駅(10 分間隔で運行)乗車時間15 ~20 分


毎年3~4回のペースで実施されるこのデザイン教育研究会は、幼稚園から大学・専門学校に至るデザインや造形教育に携わる先生方をはじめ、デザイナー、クリエーター、研究者、学生など、様々な立場の方々が交流できる自由な場です。
座談会の形式を予定しておりますので、教育現場に携わる先生方やデザイン、教育に関心のあるデザイナーや作家、学生の方々など、お誘い合わせの上どうぞ、多数の参加をお待ちしております。本研究会はデザイン学会の所属に関係なく、どなたでも自由に参加できます。

問合せ 日本デザイン専門学校 金子武志(教育部会・主査)
TEL03-3356-1501 E-mail kaneko(at)ndc.ac.jp
# by book-tokyo | 2014-09-19 00:49 | design&...
美術教育研究会・ポスターセッション
お昼に山や島を訪ねた旅から改めて帰京しました。
午後は夏休みモードを切り替え、母校へ。今後の勉強のためと、美術教育研究会ポスターセッションに昨年度取り組んだ「さとやま探検隊2013」の活動を紹介していたので搬出へ。
各探検活動のユニークさ、楽しさは隊長のみなさんの企画のお陰、探検隊は連続した活動ですが、いわゆる市民大学のように普段の活動を活かした内容になるよう各探検隊長担当のみなさんに委ねられています。
柔らかい感性のひとたちが、単にアートやデザインを体験するのではなく、それを通じたユニークな探検で実際に経験する身体の記憶を大事にしたい。
共感してくださる意見もいただき、励まされました。

美術を通じてこどもたち、市民のみなさんに開かれたワークショップやアトリエを開催されているみなさんと、もう少し深くお話できる機会になれば良かったなと感じました。
まだ発足して間もないので、今後に期待の研究会です。

同時に開催されたセミナーで「ピクトグラムの鑑賞を通じて、他者の気持ちに共感する」成果を発表された山崎真以さんと、「デザイン」を通じて個々人に必要な社会性を学ぶ初等教育のプログラムについて、対話が弾みとても良い時間でした。
美術とデザイン、技術は、各単元連動しつつ区別され、義務教育に取り入れて欲しいというのはずっと変わらない持論です。

お懐かしい先輩の明快さが嬉しかった。
尊敬する恩師のしっかりとした瞳が忘れられない。
「歩みをとどめてはいけない。兎にも角にも、するべきことと自分が思うことをすること。
それでいい」

ほろ酔いトワイライト。
# by book-tokyo | 2014-08-25 19:03
岡上さとやま探検隊2014:ことしも
昨年度につづき、2回目の探検隊を企画中です。
2014年度版、チラシができました。
ことしも、よりクリエイティブな探検になりそう。
すてきな企画になりました。
ことしもみなさんと探検できること、
探検を共有できることを、楽しみにしております☆
詳細はチラシをぜひご覧くださいね。

おとな隊員(ボランティアスタッフ)も募集中です。
大学生のみなさん、探検隊の運営やこどもサポートに興味をお持ちの方、
ぜひご連絡ください☆お待ちしております。
連絡先→ideasketch(at)gmail.com atの部分を@へ置き換えてください。

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岡上さとやま探検隊 2014

アートやデザインに関わる探検隊長と一緒に、岡上を探検します。
雑木林や畑、水辺を探検しながら、
発見したことを、いろんな方法で表現してみよう。
ことしも、こども探検隊員大募集!

期間:平成26年8月〜平成26年12月
実施日:8月31日、9月21日、10月19日、11月16日、12月14日(全5回・日曜日)

時間:13時〜16時
場所:麻生市民館岡上分館 集会室 その他、岡上地域一帯
※屋外の活動場所に現地集合、現地解散の日があります。

対象:麻生区及び周辺地域に在住の小学生・全回参加できること

定員:15名(応募者数が多い場合は抽選)

受講料: 無料 ※但し、材料費・保険代など 千五百円 (全5回分)

申し込み締切:平成26年8月15日(金)(抽選結果は20日頃までにご連絡します。)

申込み方法 :来館にて受付か往復はがきでお申し込みください。
住所・氏名(ふりがな)・電話・FAX番号・連絡のとれるメールアドレス・学校名・学年・年齢と、ぜひ、ひとことを明記ください。



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# by book-tokyo | 2014-07-24 16:20 | study works
夜蕎麦と女性考
卒業生で、同僚でもあるまぁさんをお招きして、夜蕎麦(夜風に吹かれての手打ち蕎麦は、また格別に美味しかった〜)。ほろ酔いになる前に、しばし母校についてもじょもじょ(笑)
・・・スリングにいれて、時におんぶ紐で背負いながら、育児休業中も夜中まで仕事をしていた。いまも、朝から晩まで仕事について、帰宅すれば慌ただしく家事をしながらすいれんのはなしをきく日も多い。でも、すいれんが成長すればするほど、一緒に過ごせる時間を大切に、目をみて耳をかたむけることができるように努めるようになりました。すいれんが寝静まってからも仕事は、なかなか辛いけれど、それでも彼の瞳の動き、日々確かめるように一挙手一投足から世界を学んでゆく様子を見守りたい、助けたい。たぶん、1/12時間しか目覚めている彼を見ることができない日もあるほど、離れているからなのかもしれません。
女性の社会進出、女性の活躍・・・声高に、女性が家事や育児ではないパートでもっと活躍できるようにと、意識の改革、制度の見直しが進んでいるようにみえても、そこには、誤解を恐れずにいえば、育児こそ次世代を左右する社会事業でもあるという意識が、どこか欠けているように感じるのは何故だろう。
子は社会(天)からのお預かりもの、初めてすいれんのお顔をみた時教えられました。社会へ戻ってゆく子を迷わせないために、それまでに親(おとな)ができることは生きる力、日々の暮らしをしっかりと伝えることなのかなとこの頃思う。どんなに多忙であっても、そういう時間を大切にできる女性や男性が、ものごとの経済や政治にきちんと意見を言える立場に居ることを、気持ちよいとする感覚を忘れないでいたい。

いかに創造的であるかを日々学ぶべき美術大学生が、女性であるということは、それ自体あらゆる可能性を持っている。日々の暮らし、まだ幼い子を思う心も、常識から自由でいてほしいなぁ。ジェンダーから開放された、自由な芽を孕んだひとたちを、心からリスペクトしたいなぁと改めて思うほろ酔いの夜。

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# by book-tokyo | 2014-06-22 02:44 | 呟き
運動会
水疱瘡あけ、登校許可書を携えて運動会に参加。
6年生の取り組み、チームリーダーたちのことばに感涙した素敵な運動会。
諦めず、参加できて良かった。

1歳で入園した保育園で、年長さんが遠く眩しくみえたように、いまは6年生が頼もしく、はるか遠い存在に思える。
6年間で、ここまで劇的な成長をみせる小学校って、すごい場所だったのだなぁ。今更驚いた一日でした。
入園式、入学式、この数年運動会も不在続きのパートナーに、少し申し訳ないと思えるほど、こどもたちの成長に学ばせてもらっている。

1組は赤(赤、ピンク)、2組は緑(緑、青)、6学年縦割りでチームキャラクター、応援歌、応援団もあって徹底した生徒主導の闘いぶり。先生も競技を見守りつつ、チームの一員として赤緑にわかれ、子どもたちと共に勝敗の涙をみせていた姿が印象に残りました。
男女共に髪を赤やピンク、緑や青に染め、女の子には趣向を凝らしてチームカラーの飾りをつけている子もちらほら。
観戦中のおとなたちの装いも、くっきりと赤系、青緑系にわかれ、声を枯らしてチームを応援していた。
騎馬戦は相手の馬を崩すまでの激しい闘い、タイヤ引、折り返しリレーは、高学年の作戦がものをいい、勝負が目に見える。
1周差がついていた5.6年生のグランプリレースは、最後のどんでん返しで優勝が決まった。ピンクを青が追い抜かすシーンではおとなもこどもも総立ちで声援。
ふと気づくと、完全な個人競技はなく、すべての種目はチームの勝敗に関わる全体の一部なので、我が子だけを追いかける雰囲気に勝る全体の盛り上がりだったのかもしれない。
競技に集中できないという生徒たちの要求で、BGMも実況中継も無し。応援と歓声の狭間に風に揺れる木々の音が聞こえました。

1年生は、まだまだのんびりしていて、マイペースぶりを発揮、5.6年生に手を引かれ、背中を押される姿が微笑ましかった。1.2年種目のタイヤ引で緑が負けたことに、ひとり号泣していたすいすいも最後は「負けたけれどチームは優勝!」と嬉しそう。
帰宅して、おめでとうと声を掛けると、凛々しいチームリーダーが最後の挨拶に言ったこと「赤チームがいたから、闘えた、優勝できた。やったぜ、ではなく、赤チームに感謝を忘れない」を、私に返した。

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# by book-tokyo | 2014-06-01 05:04 | カウントダウン
かないくん
積ん読していた「かないくん」読む。

撮影で福井に居る夫から、お刺身が美味しかったよと電話。波の音が背後から聞こえる。
母子ふたりの週末、添い寝のぬくもりでひと眠りして、何とか起き上がり、片付けや掃除。土曜日の朝は、ゆったりと清々しく目覚めたい一心で整える(笑)
何とか眠らなくてはと横になるも、枕元に壁のように積まれた本の中から、視線を感じて、自然に手にとっていた。

祖父江慎さんによる潔く、エレガントな装丁、職人技的な印刷の美しさ。始まりと終わりの異なる見返し用紙や、本文用紙の選び方、カバーをはずした時にはっとする徹底した演出が、谷川俊太郎さんの物語をより深く感覚させてくれている。
やはり松本大洋さんは天才だと思った。
少女の「わたし」が登場するシーンは、一生忘れられない。
何気ない構図、素朴な描写。
誰もこんな様に、この複雑で抽象的な死ついて想う心情が、ミームのように次世代に伝わる瞬間を描くことはできないだろうな…。
美しい一冊。
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# by book-tokyo | 2014-05-24 01:13 | 呟き
Richard Paul Lohse
Richard Paul Lohse
透明感のある色彩構成、繊細でかつ大胆な力強い作品に目が留まったのはいつだったか…無意識に影響を受けている。

『構成的ポスターの研究』(2001 中央公論美術出版)は、それまでぼんやら好きなアーティスト、好きな作品を眺めていたわたしに、世界の地図を示してくれた。

さらに、ふと入手した展覧会のチラシで、初めて体系的な造形デザインの仕事を残したローゼのなまえを認識した。

本腰入れて、自然から学ぶ造形パフォーマンスについて真摯に取り組みたい。
もう5年も経ってしまった…
断片的に家事や育児、大学やデザインの仕事やらの合間にすることじゃないと知りながら、やめられないので続けている。ライフワーク。

科学者の研究著書は面白く、また未知への想像力をかきたててくれる。その先に、自然から学ぶ姿勢がみえることも正しいように思う。

2004年に刊行された『リヒャルト・パウル・ローゼの構成的造形世界』
一方で、草深幸司先生が中心になってまとめられたこの研究は、科学的でありながら、対象はひとりの人間、思考様式である。改めて、その向こうに人間がいるテキストを読んでみるとどうだろう。
勘を頼りにしてきた。
テキストや図版をインプットしても、アウトプットはいつも抽象になるわたしの脳みそ。かたちにできるかな?
# by book-tokyo | 2014-05-17 07:52 | in art in science
東北の山々
パートナ氏の師匠&友人のフランス人身体パフォーマーのワークショップに参加するために、GWは山形・酒田の「土門拳記念館」を訪ねる旅へ。
移動する旅好きな我が家は、行きは新潟の海経由、帰りは喜多方の山経由で、地図を片手に山深い道をいったのでした。
印象深かった月山、羽黒山の姿。
車中、おもむろにリュックからノートを取り出し、黙々とスケッチしていたひとひとり。
ひとつひとつの山の名を確認しては、書き留めていた。
おとなとこどもが観ている風景は、必ずしも同じではないけれど、山々、空、海...をみつめて感じる心の動きは、共有できるのかもしれないと感じた一瞬でした。
旅して良かった。

いえ、これらのスケッチで山脈を見分けるのは至難の業ですが・・・(笑)

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# by book-tokyo | 2014-05-10 01:37 | カウントダウン
6年目
雪が降り出した日、予定より1週間ほど早くお腹をたたいたひとが、すぽんと出てきた。6年前の朝。
このところ連日仕事の帰りが遅くなり、朝の1時間と夜の入浴時、就寝前の読み聞かせのわずかな時間に、全身で甘えてくるすいれんと、一日その笑顔が忘れられないくらいじっくりと一緒に過ごしています。
もうじき6歳になるにも関わらず、0歳の頃、1歳の頃・・・日々の笑顔、頬ずりや手のひらの感触はまだしっかりと心身が覚えていて、同時に何人もすいれんがいるかのような不思議な気持ちになります。
毎日の繰り返しの中で、確実にひとつひとつの出来事を脳内処理してことばや絵でアウトプットしてゆく素晴らしさ。一生のうちもっとも爆発的に脳細胞が分裂しているという説明を、視覚的に想像させてくれる面白さ。やってきてくれてありがとう、素直にお礼をしたい。
そして、温かくおおらかに見守ってくださる友人、家族のみんな、保育園のみなさん、いつもありがとう☆ございます。6年目もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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# by book-tokyo | 2014-01-23 03:23 | カウントダウン
北川先生最終講義
北川フラム先生(女子美術大学大学院芸術文化専攻芸術表象研究領域客員教授)の最終講義
「日本列島の文化と現代美術」へ。
レジュメのタイトルは「美術の当為」美術の役割について、アートディレクターの視点から熱意のこもった講義でした。
「長い間それぞれの地域で生きる術を誇りとしてきた人々に、現代社会はそれを捨てろと言って来た。」ひとり、またひとり消えてゆく集落のお年寄りに「一時でもよいから楽しい思い出ができたらというのが大地の芸術祭の初心だった」。地域や文化の多様性を認め、誇りを取り戻すためにアートは力を発揮する。

越後妻有アートトリエンナーレが世の中に知られるようになると、全国様々な地域で芸術祭のニュースを聞くようになりました。
その土地に住むひとたち、暮らしや文化、地域の自然をほんとうにリスペクトして関わってゆく覚悟が必要だというメッセージも、暗に込められているように感じました。

松本清張のようなひとが、美術をどう捉えたのか。地域や文化の中で、美術はどう捉えられているのかを知っていなければ、わたしたちは裸の王様になってしまう。
導入から目の覚めるようなお話でした。
ちなみに、松本清張は小学校を出てから企業の給仕、印刷工見習い、版下工、ポスター描きなどをして6人の子を育てた。50歳近くになって作家としての活躍が始まったひと。
歴史や社会に関心を持ち続け、読書家・勉強家だった。

違うことが良いという価値観を認めているのは、アートの他にはないという力強い価値観を、こどもたちにも伝えたい。何よりわたしたちの活動をみれば、感じられるはずと言えるようでありたい。
アートは、アウトローなことにがっかりしない、ことがアートなのだから・・・。
# by book-tokyo | 2014-01-22 22:53 | art&...