engawa
こどもの視線や息づかいが加わって12年目。
母として、ひとりのひととして、そこに在ることをいかに見出すかによって環境や認識が、自分自身とあなた・それとの在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。
アート&デザインwithサイエンスの日々と活動をお知らせするメモ。

暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。


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竹内まりや「命のうた」を贈ります。
久しぶりにカウントダウンにメモ。「ひとはなんで生きているのだろう。何のために生きているんだろう。」
最近よく、ふと本から目をあげて、ふと目の前のモクモク緑を眺めながら、息子が哲学的な自問自答を呟くようになりました。
あぁ、思春期の扉が開きはじめています。
こっそりと、感動している母ひとり。

京大霊長類研究所の研究者たちは「ちがう」というかもしれないけれど、こういう疑問を抱き続ける生き物は人間だけだとしたら、とても不思議ね。
日々、こたえを探しながら生きてゆくんだね。

しっかり今を生きている息子に、生れながらにひとは誰でもマインドフルネスな状態にあったのかなぁと妙なことを考えてみる。

# by book-tokyo | 2017-08-21 23:30 | カウントダウン
希望の種まき「教育」編へ
「エディブルスクールヤード、レッジョエミリア、グリーンスクールの実践から学び、わたしたちの教育をつくろう。希望の種まき「教育」編」へ。

Reggio approach、GreenSchool、Edible Schoolyard、いずれも我が子ならずとも、教育プログラムに関心を持つと耳に、目にする海外で注目されている教育実践。
今日はそれぞれを体験してきた素敵な3人の女性から、レポートを通じて希望の種をいただいた。感謝を込めて感想をメモ。
3つの教育実践その具体的な内容は、関連記事が充実しているので割愛しますが(もし耳慣れないものがあればぜひWebサイトを検索してみてほしい)、3つのレポートに共通して感じたのは、学校という枠の中で、どうしてこんなに柔軟でクリエイティブなプログラムを実践できるのかという驚きと、英才教育が目的ではない、”プロセスを大切にすること”に工夫を惜しまないおとなたちの確信。そしてこどもを市民の一員として心から尊重する姿勢。

いまや海外の教育プログラムを翻訳して日本で実践する理由はどこにもない。それぞれの根底に流れる教育の本質を問う”試みのエッセンス”を汲み取って、学び、私たちの風土や文化に根ざした新しいプログラムが芽生えたらいいのではないか。そう感じられたことが素晴らしかった。

特に、エディブルスクールヤードの取り組みは、とても興味を惹かれている。算数、社会、生物、異文化理解etc..様々な教科と食育(畑で食べ物を育て、調理し、食卓で食事をする)が繋がりあったとってもクリエイティブな教育プログラムが実践されている。
日本の公立小学校で義務教育化されることを目標に、クラウドファウンディングを利用して、すでに研究や実践が始まっているなんて、素敵。そこに必要なのはエデュケーター。教師と畑仕事、教師とキッチンを繋ぐエデュケーターの仕事はとっても重要だと思う。エデュケーターを養成する取り組みも検討中とのこと。要注目。パートタイム、とか教育援助アルバイト、なんて名称ではなく、きちんとエデュケーターとして生活してゆけるプロフェッショナルの養成を期待。
エディブルスクールヤード 
(米)http://edibleschoolyard.org/
(日)http://www.edibleschoolyard-japan.org/

そう、グリーンスクールでも、プランニングにMinecraftを使えばもっとクリエイティブにできるという子どもたちの希望があれば、それが試行できる環境やエデュケーターがいる。日本でも、これからはより現代的で子どもたち自身が興味を持つ試行錯誤をサポートできる人材や環境を創る必要がある。

私は、いつかアートとキッチンが結びつくプログラムも作って試みたい。(すでに料理はアートであり、デザインでもあるけれど。。)

小さな公民館の部屋に集まった、パワフルで未知へのワクワクに満ちた40名強のひとたちとのワールドカフェ、大きな輪になり手を取り合って「今、実践したいこと」をひとことでリレーするチェックアウト。手を繋ぐ大きな網の目から、厳しい現実にまなざしを向けてゆけますように。
花から花へ、花粉を運ぶミツバチたち。先頭切って飛ぶEri Suzukiさんのように、香り高い美味しいはちみつをこどもたちへ残したい*

# by book-tokyo | 2017-01-12 03:12 | works
engawa「きくこと・つなぐこと」 3日経って。
過日、大阪から橋本久仁彦さんをお迎えした、engawa「きくこと・つながること」を無事にひらくことができました。はじめての円座の企画、共催の長谷川泰子さん、サポートしてくださった中尾さん、香予さん、ローサさん、みなさんのおかげでたどりつきました。参加くださったみなさま、よい時間をありがとうございました。

目的を持たず、性別も年齢、職業、ライフスタイルも多様なひとが、そのレッテルを剥がして、ただ座る時間。
自分自身と、隣り合うひとのことばを辿るうちに、おのずからみえてきたのは、誰もがどこかを歩んでいるように感じた道のりと、そこから各々が眺めた多様な景色でした。

3日経った今も、まるで自分自身がそこにいたかのように、同じ景色を眺めていたことを思い出します。

****

円座を守る橋本久仁彦さんのご挨拶があってからしばし続いた沈黙の間に、私はなぜか懐かしい安心感を覚えました。
窓の外からきこえてくる鳥の声、ひとの活動や自動車の音、風に落ちる葉の音…etc
静かに自分自身とつながろうとしていると、やがて浮かび上がってきたのは台所にいる母の気配がする居間、静かな書庫で書物たちの気配を感じながら嗅いだ匂い、熱で学校を休んだ床から眺めた空、ことばに例えればそんなイメージの懐かしさでした。
何かと一緒に耳を澄ますことへの郷愁。

そうしているうちに、Mさんの声が聞こえてきました。

*****

ひとり縁側に座り思索を巡らせることと、円座はどこが違うのか。
engawa「きくこと・つながること」に座り気づいたのは、私自身がそこにいなかった過去、まだいない未来の景色が、ご一緒するみなさんのことばを辿るうちに見えてくることでした。
その境界がはてしなく曖昧になり、ご一緒するみなさんの過去、未来とさえ区別できなくなってくる体験。

橋本さんが円座のことを「移ろって往く意識の旅の道のり」「道中の景色そのもの」と表されていることを思い出しました。
とりとめなく覚書を書いたあとそれに気づきましたが、橋本さんの表現に集約されているのかもしれません。

刻一刻変化する自分自身と、自分自身とつながり合うすべての事象。
円座に座ることで、その瞬間を視覚的に捉える行為は、石板を眺めているうちに浮かび上がってくるイメージを留めたい一心で描く行為に似ています。
しばらく封印していた、描き出すことを、身体が思い出しています。

消費社会とコマーシャルの前では影に潜んでいる、先祖から受け継いだ自然をきく野生は、日本で生まれ育ったわたしたちの身体の中に健在です。
****

「すっきりした」と、参加された方に感想をいただきました。私が感じた清々しい気持ちと近いでしょうか。
私は、自他のことばを辿り、沈黙に耳を傾ける時に、浮かび上がる自らの思いに気づき、腑に落ちたりすることも大切に思います。

今後も、engawaを企画したいと考えています。Facebookページやブログでもご案内しますが、もし支障がなければFacebookなどで繋がっていただければ、イベントページからご案内させていただきます*
# by book-tokyo | 2016-12-07 09:58 | study works
engawa「きくこと・つなぐこと」のご案内
追いかけても、追いかけても、追いつけない想いのうつろいを言葉にしようとしても、二度と読み返すことはないでしょう。思春期のころにつけていた日記には、その時こころの内から聞こえた確かな声が、丁寧に書かれています。だから、いま読み返しても、いつの間にか13歳の、15歳の、18歳のわたしを追随できるのかもしれません。
いつの頃からでしょう。
向かい合うひとの感情よりも、その先のニーズに過敏に反応する人格が、自分自身の内なる声を封じ込めることを善しとするようになりました。心の中で天邪鬼を弄ぶことを、誰か愉しんでいたのでしょうか。
ひとつひとつの事象を、丁寧に、そのまま、素直に受け止めることを思い出した時、久しぶりに自分自身の内なる声に、耳を澄ましていることに気づきました。
2011年に西村佳哲さんの「インタビューの教室」に参加して以来、5年経っていました。
当時、友人がシェアしてくれたイベントの「「きく」ことを練習する」という一文に、まさにいま必要なことだと直感で申し込みました。「他者のことば」をそのまま「きく」こと、「他者の見ている風景」をそのまま「みる」ことはそう簡単ではありませんでした。ただ、そう在りたいと願った時にみえたものへの強い好奇心を覚えています。
2日間の濃密な時間の最後に、西村さんから伺ったのは「1年後になるけれど、非構成的エンカウンターグループもあるのでチェックしてね。」というシンプルな案内でした。都内の瀟洒な邸宅の窓からしっとりとした紅葉が見えたのが昨日のことのように思えます。
いつからか、どんな仕事でも、まずは「きく」スキルが大切だということに気づいていました。インハウスの仕事を辞め、教育現場に入ると一層にそれを強く感じました。デザインを学び志をたてようとする学生たちと、「話す」スキルを磨くと同時に「きく」ことを実践するサークルを主宰しながら、自分自身にこそ精緻な実践が必要だと実感していました。
橋本久仁彦さんが守り人(もりびと)を務められた、7日間に及ぶ「非構成的エンカウンターグループ」が初めての円座体験だったことが、偶然とは思えません。
3時間近い円座を朝から1日3回座りました。1週間におよぶ滞在中の、ほぼすべての回を覚えているのだから、私は確かにそこに居たのでしょう。
自他の声を待つこと。全力できくこと。そして待つこと。その体験から気づいた「きく」プロセスです。
最後の「待つこと」が、日常に実践することを大切にするNVC(非暴力コミュニケーション)やアクティブ・ホープといった、いま私が円座と同時に関心を持ち、学びつつあるコミュニケーション・ランゲージ、システムとは異なるように感じています。
私にとって、円座は非日常的な時間です。
内なる声は、音となって誰かに受け留められて、そうしてまた内から還ってくるように思います。
「待つことができる間(ま)」がある場のことを、「安全な場」と私はイメージしています。
そして、日常にそれほど多くはないからこそ、守り人がいて実現する安全な場を、より多くの方に体験してみてほしいと願っています。
他の声をきく、内の声をきく、そこに区別は必要ないことに気づいたのは、つい先月座った橋本さんの円座のあとでした。
今も、橋本久仁彦さんの佇まいに守られた安全な場で、五感を研ぎ澄まし、自他のことばをただきく不思議な時間を、私自身が待ち遠しいのかもしれません。
円座を企画するにはあまりにも経験の少ない私に、書いてみるといいよ、仲間がいるよと励ましてくださった橋本さんの澄んだ眼差しが忘れられません。そして東京でそれぞれの研鑽をつむ稀有な友たちとのご縁をいただいて、ご案内に至りました。すべてが必然かもしれないのですが、この奇跡に感謝します。
12月1日に地元で円座をひらきます。
縁側に腰をかけて、静かに庭を眺めるような気持ちで、心軽やかにどうぞお出かけください。
お待ちしております。
詳細はイベントページをご覧ください*

ご案内の詳細:Facebookページ
https://www.facebook.com/events/1259055627450374/
# by book-tokyo | 2016-11-22 04:42 | study works
デザイン教育研究会2016年度_vol.1のご案内
事務局をお手伝いしている、デザイン学会教育部会の研究会、お知らせです。
今回は、教科としての「デザイン」の義務教育化を進めてきたお隣・韓国の取り組みと現状を、長い時間をかけて研究されてきた森香織先生(日本大学芸術学部デザイン学科教授)からお話を伺います。

内申点のため「美術」の評価が懸案になる現場の話をきくたびに、「美術」は独立した教科ではなく、もっと広い意味での基礎教養と位置づければ良いのに・・・と思うこの頃です。
風の噂にすぎませんが、欧米ではすでに初等教育で教科としての「美術」(お絵描き・工作)のクラスは減っている(無い)印象も受けます。アートはひとがひとらしく生きてゆくために、育むべき教養で、評価されるべきものじゃない・・「教科」としての位置づけは、今話題となっている「道徳」と似た経緯を持っているように思います。

一方で、「デザイン」こそ、ものの見方や組み立て方、考え方を学ぶカリキュラムを柔軟に思索できる学問なのじゃないか。
とはいえ、産業や経済と密接な関係もあるゆえの難しさも懸念されます。
いち早く、国家プロジェクトとして「デザイン」の教科化に取り組んだ韓国のお話、貴重な機会です。研究会なんて・・と思わず、ぜひお気軽にご参加ください。
(申し込み不要・無料)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今年度初回のデザイン教育研究会を下記の要領で実施いたします。
本研究会はデザイン、美術、工芸などの教育現場に携わる方をはじめ、デザイナー・クリエーターの方々、そしてそれらを目指す若い学生や関心のある方々に開かれた交流の場です。毎回様々なテーマを掲げ、年間2〜3回の予定で開催しております。デザイン学会の所属に関わらずどなたでも自由に参加していただけますので、是非お誘い合わせの上、お気軽にお越し下さい。
教育部会主査/金子武志


テーマ 『デザイン科目を義務教育へ 〜 韓国における国家プロジェクトの取り組み』

発表者 森 香織 (日本大学芸術学部デザイン学科)
日時  2016年7月22日(金) 18:00〜20:00
会場  日本大学芸術学部 江古田校舎西棟1階共同アトリエ(入校に際しては守衛所でご記帳をお願いします)


韓国では国を挙げてデザインをひとつの産業として保護推進していく働きがあります。
これには、大財閥の後押しや日本よりも少子化が進んだ学歴偏重の社会影響など、諸々の理由がありますが、「美術」とは目的やアプローチの異なる新しい科目として「デザイン」を小学校の義務教育段階から教育する取り組みが8年程前から起こりました。
その発端〜経緯を調べていたのですが、なかなか取り掛かりが見つからず半ば諦めていた時に、この国家プロジェクトチームに対して評価を与える立場の研究員の方の論文を入手し、併せて小学校5〜6年生向けの教科書も入手できたことから概要がおおまかにつかめるようになりました。さらに、この論文の著者に今年2月にソウルでインタビューする機会にも恵まれ、少しまとまった形でご報告できるようになりました。
まだまだ発展途上中の取り組みであり、今後はどうなるか未知数ですが、科目としてのデザインに求めている理念は初等中等教育の範疇ではなく、まさしくデザイン教育の本質をついている内容なので、興味のある皆様と一緒に考えたり問題提起のできる共通の話題だと思います。
日本では中教審の方針で小学校の図工が1時間減らされ、ますます子どもたちがデザインを学ぶ機会が減ってきています。この韓国の取り組みはいろいろな意味で私たちに警鐘をならしてくれるものであり、微々たる働きのきっかけになればと願っています。学期末のお忙しい折りとは存じますが、ぜひお運び頂きたくよろしくお願い申し上げます。


第二部:20:30~ まんまるや(懇親会を兼ね、場を変えて座談会があります。会費制・参加申し込み不要です。)


【会場へのアクセス】
会場が前回と異なります。ご注意ください。
日本大学芸術学部 江古田校舎
入校に際しては守衛所でご記帳をお願いします。

〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1
西武池袋線各駅停車にて江古田駅下車 北口より徒歩1分
都営大江戸線  新江古田駅下車 徒歩約12分
関東バス JR中野駅〜江古田駅(10分間隔で運行)乗車時間15〜20分


教育部会HP http://jssd.jp/category/research-group-all/education-group
本案内・PDFデータ http://jssd.jp/2488

問合せ 日本デザイン福祉専門学校 金子武志(教育部会・主査)
TEL03-3356-1501 E-mail kaneko(at)ndc.ac.jp *atは@へ置き換えてください。

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(余談)個人的には、限りなくアートに近い、デザインの技術(その部分を「造形デザイン」と捉えてはどうか)に関心があります。ただ、仕事としての「デザイン」は、手業とは違ったもう少し複雑な、お腹の中のような何かが大切なのでは・・・と思うこの頃です。
もちろん、アートの力を、心の底からリスペクトしています。
# by book-tokyo | 2016-06-29 17:27 | design&...