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ayako tsuboyaのブログ
by book-tokyo
engawa
2008年、とりとめなく続く毎日に、こどもの視線や息づかいが加わりました。
そこに在ることをどのように見出すかによって環境や認識、はたまた自分自身と生き物の在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。
アート&デザインwithサイエンスの日々のメモ。

暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。


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カテゴリ:呟き( 81 )
本年もどうぞよろしくお願い申しあげます
すでに大寒も過ぎ、暦の上では春へ向ってゆくという2013年。
年改まり、住まいも改まり、ようやく日々が日常へ戻りつつあります。
2012年中も、旅はガタゴト、あちらへこちらへとたくさんの寄り道をしてたくさんの出会いやご縁に恵まれました。遅ればせながらほんとうにありがとうございました。感謝申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。

昨年は、出産後初めてすいれんとパートナーへ家を委ね、穂高の山奥へちいさな旅へ出掛けたことがおおきな出来事でした。そこで寝食共にした道連れの仲間たちとの日々はことばにし難く、日が経つにつれて深く心に響いてきます。
自然の魑魅魍魎、森羅万象と繋がり合って生きていると感じてきた数十年でしたが、産まれてはじめてその自然の中でたくさんのひととも繋がり合って存在していることを実感した7日間でした。
ことしは、自分自身を含んだ繋がり合った見えないゆるやかな状態に、もう少し積極的に棹さして、舟をこいでゆきたいなと思います。
プロセスを愉しむ旅を、可視化するために暗中模索続けてみます。
by book-tokyo | 2013-01-22 19:00 | 呟き
和風は河谷いっぱいに吹く
夢に出てくるような銀色の稲妻が、光る夜。
あまりに激しく落ちるので、慌てて寝た子の様子をみにゆく・・・。微動だにせず眠る姿は森の動物のよう。
夫が週末に「お土産」といってソファに置いていった冊子で拾い読みした文章が頭の中をいっぱいにして離れないので、ひとまず手を休めてスケッチを写す。
「べんぶしてもべんぶしても足りない」のくだりにいつも涙するこの一枚・・・。明日の朝はちゃんと稲穂が見える道から登園しよう。

Kenji Miyazawa
心象スケッチ 春と修羅 第三集
1021
和風は河谷いっぱいに吹く

たうたう稲は起きた
まったくのいきもの
まったくの精巧な機械
稲がそろって起きてゐる
雨のあひだまってゐた穎は
いま小さな白い花をひらめかし
しづかな飴いろの日だまりの上を
赤いとんぼもすうすう飛ぶ
あゝ
南からまた西南から
和風は河谷いっぱいに吹いて
汗にまみれたシャツも乾けば
熱した額やまぶたも冷える
あらゆる辛苦の結果から
七月稲はよく分けつし
豊かな秋を示してゐたが
この八月のなかばのうちに
十二の赤い朝焼けと
湿度九〇の六日を数へ
茎稈弱く徒長して
穂も出し花もつけながら、
ついに昨日のはげしい雨に
次から次と倒れてしまひ
うへには雨のしぶきのなかに
とむらふやうなつめたい霧が
倒れた稲を被ってゐた
あゝ自然はあんまり意外で
そしてあんまり正直だ
百に一つもなからうと思った
あんな恐ろしい開花期の雨は
もうまっかうからやって来て
力を入れたほどのものを
みんなばたばた倒してしまった
その代わりには
十に一つも起きれまいと思ってゐたものが
わづかな苗のつくり方のちがひや
燐酸のやり方のために
今日はそろってみな起きてゐる
森で埋めた地平線から
青くかゞやく死火山列から
風はいちめん稲田をわたり
また栗の葉をかゞやかし
いまさわやかな蒸散と
透明な汁液
サップ
の移転
あゝわれわれは曠野のなかに
芦とも見えるまで逞ましくさやぐ稲田のなかに
素朴なむかしの神々のやうに
べんぶしてもべんぶしても足りない
by book-tokyo | 2012-09-18 23:49 | 呟き
Dear WAKISAKA
職場から帰宅して、息子と絵本を読み、頬ずりしながら添い寝・・・起きて、それから〆切間際のポスターデザイン提案も無事メール送信できて。
さて寝ようかなと思うけれど・・・。
こんな夜は、もうワンクッション欲しい。
(一瞬で虜になった白州ウィスキー蒸留所で試飲したハイボール。
なのにいまだリーズナブルな家庭用ハイボールに辿り着けない)

とりとめなくページをめくり、いまの気分に合う紋様をじっくりと眺めながら眠りにつく幸せ・・・。

Dear WAKISAKA_d0020310_035462.jpg

by book-tokyo | 2012-09-12 00:37 | 呟き
Yes, and...
昨夏に、大きな絵を描くお仕事をいただきました。久しぶりに大きな絵。いつも、待っている方があるのに、仕上がりまで長い時間がかかってしまいます。判っていながら、でも、絵が置かれる場所や空間の雰囲気、依頼主のことを考えたり・・・絵が浮かび上がってきては沈んでゆく時間が好きです。
こんなこと書いている間に、描きなさいという声が聞こえてきそう…すみません。
今日、仕事でミーティングした方から、以前NHKで放映され話題になったという「スタンフォード白熱教室」のエピソードを聞き、さっそく第1回目のティナ・シーリング教授の「ブレーンストーミングで可能性を探れ!」にはまってしまいました・・・。名物教授の話術のすごさにも驚きましたが、学生も12カ国から来ているなんて。
さておき、ティナ教授の授業を視聴していて「ブレスト」の面白さ、それができる環境がとても懐かしくなってしまいました(笑)そして、「Yes, and...」で続けてアイデアを創出するなど様々なティナ教授の「ルール」にも共感します。これ・・・ひとりで絵のアイデアを膨らませたり、忘れたり、飛躍させたり、続けてみたり・・・自分の中でブレスト(?)している時にもあてはまる。過去に累積されたひとびとの記録(絵画や書籍...etc.)とでさえ、擬人化して「いい考えね、付け加えてもいい?」と対話してみたり・・・。
膨らませて膨らませて、ぎりぎりまで描か(け)ない。消えてゆかないエッセンスを蒸留するように・・・。Yes, and...もう少し続きそうです。
by book-tokyo | 2012-08-22 23:53 | 呟き
元ちとせ、真木さん、星野道夫さん
つい先日ラジオで久しぶりに聞いた元ちとせさんの唄う「恵みの雨」を聴きながら、さっき届いた大小島真木さんからのグループ展のお知らせ、そしてくじらにまつわる絵に添えられた物語を読んで、星野道夫さんの「ワタリガラスの神話」を思い出す。
とても大きな地球の営みを、ほんの数十年間生きるひとりの人間が唄い、描き、ことばで紡ぐ・・・
一滴もお酒がなくても、そんなことを考えていると、いつでもぼんやり頭の中はトランス状態で、この種の想像世界に漬かることができた夜には、盛んに脳のシナプスが自分自身に与えられた環境と交信して変化してゆく?よりその世界に適応しようとしている?意識を感じる。世情にちょっぴり肩の方を向けて、必死になって自然と対話できる方法(かなわぬ夢)を模索している…。
by book-tokyo | 2012-07-04 23:42 | 呟き
失うことを知ること
失うことを知るのは、ほんとうに失ってからなのか、失うということを今、知る必要があるのか、いつも考え初めて堂々巡り・・。
少なくとも、死については、ほんとうに失ってから、失い続けることを知る日が来ることを、今は知ることは出来ないし、知る必要は無いのではないか・・・。
それが、震災後にさまざまなエッセイを読むたびに、揺らいでいる。またひとつ歳を重ねて、さらに失うことについて考えさせられています。
失い続けること、それを恐れて所有しないことを選ぶこともできたのに、結婚もして、子どもも授かり、さらに両親や妹を想う。
今でも、失うことを恐れて、失わないよう何ものからも自由でいようとする衝動にかられることに、不思議を感じています。騎馬民族的感覚なのか?やっぱりジプシー?
まるで、繰り返される四季のうつろいのようです。
さてさて・・・かつて母のお腹の中から出てきた日は、どんな日だったのだろう・・・
爽やかな風の吹く日であったのならいいなと想像しています。
何事もないように過ぎてゆくいちにちでしたが、静かに、たくさんのお祝いのメッセージをありがとうございました。
たくさんの深い深い感謝が届きますように・・・。
週末のワークショップ準備中。葉っぱや松ぼっくり、貝殻をあまつことなく眺め回している間に、夜が明けそうです。
by book-tokyo | 2012-06-08 03:41 | 呟き
里山に遅い春がやってきて
ある日・・・りんごの若葉は光り、椿、桃にレンギョウ、木蓮・・・足元には菜の花や野の花が咲き乱れ、はるか谷底まで続く畠を耕すひとの姿を背景に、春爛漫。
こだまする鶯の谷渡りに、目をつむれば 自由自在にあらゆる春へ旅に出られそうな日でした。
まず頭に浮かんだのは、泉鏡花の春昼後刻。そうして二十歳過ぎに観た谷中、青山の夜桜、音もなく西行の絶句が思い浮かぶ。
保育園送りに通った里山で・・・ほんの10分のトリップでしたが、ようやく春を愉しむことができました。
今日は花散らしの雨にはや晩春。
里山に遅い春がやってきて_d0020310_16234741.jpg

柿や林檎の樹も芽吹いてきました。新緑の季節も愉しみです。
by book-tokyo | 2012-04-14 16:25 | 呟き
こころとこころ
ゆっくりと友人、知人、師と仰ぐ方々に賀状を書き、いただいた賀状に返事を書く作業。
一年に一度の時間。
また1年間会わなかった友人へのメッセージを思い巡らせ、自分自身が不在なまま流れた時の中に旅をする。この数日、なかなか寝付けないのは、いつになく脳が活性化しているせいなのか?(苦笑)
賀状も、お節料理も、そうか・・・用意するプロセスにこそが時を振り返り、次世代へ伝える何かが隠されているのだ。形式や慣習に乗じてやり過ごしてしまっては肝心なところをどこかへ置き忘れてきてしまうのかも・・・。私にとってはだいぶ遅すぎる気づき・・・。
積んであった本を拾い読みしては、友人たちのブログを久しぶりに訪ねたりして過ごす静かな夜。
新年は振り返りからはじまりました。
by book-tokyo | 2012-01-02 05:07 | 呟き
2012年 謹賀新年
謹賀新年
本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。

日々描きたい、書きたいことが山ほどあれど、なかなかアウトプットできないで過ごすことの多かった2011年。それでも、少しづつ展示や書き物のチャンスをいただくことでようやくまとまりが産まれることを実感できました。いつも支えてくれている家族、友たち、職場のみなさん、そして尊敬する師匠や先生方に感謝多謝。
出産後、無理矢理時間を作って今まで通りの制作を続けようとするも、家族とその負担を分け合う覚悟もなく、少しづつ自然に産み出せる方法を模索していたように思います。
2011年は、そんな一年でした。
東日本大震災の出来事によって、地震大国日本に住まっていることを実感すると同時に、長い年月の間に数度ともなく日本が経験した大津波の脅威を目の当たりにしました。近代社会の中で秩序を持って復興と再生を進めてゆく困難さ、その中にあって、どこへ向かって復興してゆけばよいのか真剣に取り組む方々の力にも感銘をうけました。
「封筒の家」プロジェクトに参加して、岩手大船渡を訪ねた後も、非力な自分がいったい何ができるのだろうと半ば茫然とした状況が続いていました。
また原発の事故では、科学が保障している快適な現代社会では途方もない不安と平和が紙一重だということ、知識や情報から自分自身が判断を迫られる現実、地球号の未来について・・・深く考えさせられると共に、3・11はそれを永遠に忘れることなく考え続けなくてはならない始まりだったと感じています。
その一方、秋には西村佳哲さんの「インタビューの教室」という個々に目的を持って参加した12名と2日間みっちりと「きく」について味わい、吟味し、試す体験を通じて、「態度」について改めて考えるきっかけを得ました。ヒトの潜在下の動きや深層心理と強く関連しながら、より意志が働く人間らしい様相が「態度」なのではと勝手に想っているのですが、2012年はもう少し深く掘り下げることができればと思っています。これは、仕事でもプライベートでも、自分自身のイメージに包まれる時にも、同じように当てはめることができそうで、面白いと感じています。
2011年最後のパンチ(笑)は、「みどりショップ」の奥村稔さんとの出会い。お誘いうけて晦日にお餅搗きへ参加した先は、私が知るよしもない世界でした。美味しい料理は素材から・・・と頭では判っていましたが、実際にその素材-食材はどこから?という疑問を抱いたことがなく、シェフが市場へ選びに行くイメージでした・・・。奥村さんはほんとうに美味しいと太鼓判を押す野菜などを、信頼する農家さんからお料理屋さんに直接納めている。「美味しい」と思えるまで妥協をしない。
美味しいお野菜がたっぷり入ったお雑煮、お餅のあとにいただいた苺や林檎の味が忘れられません。苺も消費シーズンに合わせて大半がハウス栽培になったことが、’苺の味がする’路地苺の壊滅状態を招いているというお話を伺って考えさせられました。これも、クリエイティブな仕事に当てはめてみると、色々と課題が浮かび上がってくるように思います。「仕事=金銭と対価であること」と「質」の関係性。


ひとり黙々と、そして嬉々として惜しむことなくお節料理を揃えてくれた母が、今となっては超人のように思えます(苦笑)
そして遺伝子を受け継いでしまった私も・・・頭の中に割烹着の母が台所でせっせと働いている姿が浮かびながらお節の仕上げに至った時には除夜の鐘・・・掃除も終わり、水仙を飾る気持ちよさ。
2012年もはじまりました。

2012NewYearsCard
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by book-tokyo | 2012-01-01 04:28 | 呟き
十三夜
お月様がきれいでした。ふと目が覚めると、目の前に月明かりに照らされたふっくらしたすいれんのほっぺたが見えて、窓に月がかかってきたのに気づきました。
十三夜でした。
満月よりも美しいとうたわれることが多いように、心が動かされる月です。

深秋や 大事な人の ゐることを
思うことあれど

祖父が亡くなって、10と3年が経ちました。
ひとは、亡くなってから、心の中で大きくなってゆくように感じる夜でした。
by book-tokyo | 2011-10-10 23:59 | 呟き