アップルが、「.Macサービス」を「MobileMe」と命名変更した時に、ふと気がづくとiDiskやWebメール、様々なサービスを提供する概念を「クラウド」と呼称していました。確かに.Macサービス時代からそれらはクラウド・コンピューティングを提供していると言えたので、この機会にはっきりと言ってしまおうというアップルらしい呼称です。
コンピュータ、インターネットの概念に詳しい知人と話しているうちに、彼が注目しているもののひとつに「クラウド・コンピューティング」があると聞いて、改めて「雲」がただよい始めました。あまりにも多岐に渡る概念なのでつかみ所がありませんが、
SaaS(Software as a Serviceの略、サース)などはライセンスやパッケージでのソフトウエア購入恐怖(?)のユーザ、管理者には魅力的なサービスなのではないかと思われます。インターネットの世界は玉石混合。限りなく可能性の広がる世界であると同時に未知である怖さも併せ持っています。ゆっくりと、繋がり合った様々な方向から眺めつつ興味を持って関わってゆきたいものです。iPhoneのAppStoreの命名も気になるところ。