engawa
こどもの視線や息づかいが加わって15年目。
母として、ひとりのひととして、そこに在ることをいかに見出すかによって環境や認識が、自分自身とあなた・それとの在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。 アート&デザイン with サイエンスの日々と活動をお知らせするメモ。 創りたい、みてみたい世界への試行錯誤の追記を再開します。(2023) 暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。 このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。 HP:book-tokyo.com 以前の記事
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長崎、黒糖と聞いて暖かい処を想像していたところ、思わぬ寒さに驚きました。雲仙岳の麓とあって、冬は雪の降ることもあるそうです。沖縄本島からはるか南の波照間島では、黒糖の生産は12月から4月頃までの間でした。サトウキビは夏植えは1年半、春植えは1年で収穫なので、収穫期にあわせて時期をずらしながら植えていました。ここ宮塚さんの畑のキビはすでに収穫済み。
到着から一夜明けこどもたちの朝ご飯をすませて外に出ると、かまどが設けられ、キビを絞る機械、大きなお鍋、冷やし固める型などがおかれた作業場ですでに宮塚さんご夫妻の共同作業が始まっていました。青々とした匂いが立ちこめていて、まだキビ汁はさらさらの状態。朝8時頃に作業をはじめて、炊きあがりはお昼過ぎ2時頃になりました。キビ汁がこんがりと香ばしい匂いに変化して、黒蜜のようになると完成間近です。(下のコメント&写真)小さな陶製の鉢にうつして、棒で空気をいれながらかき混ぜると濃縮されたしょ糖が結晶化した「白下」が分離することを妨げて、流し固めることができるようになります。この力のいる作業を人手で行うのは大変なこと。ここでも宮塚さん夫妻のコンビネーション抜群です。 ところで、冷え固まってしまう前の、ほんのり温かい「白下」状態のお砂糖はほんとうに美味しい! 黒糖談義になると話が止まらなくなる私ですが、翌日ももう一度作業を見させていただいて、また1頁黒糖ノートをめくりました。いつか沖縄の島々、南の町村の黒糖つくり現場を巡りたいものです。 ![]()
by book-tokyo
| 2009-01-10 12:58
| 旅
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