engawa
こどもの視線や息づかいが加わって12年目。
母として、ひとりのひととして、そこに在ることをいかに見出すかによって環境や認識が、自分自身とあなた・それとの在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。
アート&デザインwithサイエンスの日々と活動をお知らせするメモ。

暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。


HP:book-tokyo.com
以前の記事
2020年 02月
2020年 01月
2019年 10月
2019年 09月
2018年 12月
2018年 03月
2017年 11月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 06月
2016年 04月
2016年 01月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 01月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 01月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 01月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
日本的なる何か〜社会の鏡
アートって何?デザインとは何だろう?「美術」を中心とした中等教育を受けてからこれまで長い間、結局デザインやアートに関わる生活が続いていますが、いつも考えている訳ではありません。たまに、ふと湧き出る設問でした。アート対デザインという設問が有意義な解を導かないのでは・・という予感はこのところ急激に自分自身の内で確信に変わりつつあります。
昨日は勤め先で母校でもある大学の卒業制作展を見に行ってきました。社会人一歩手前の彼女たちの作品に、社会は鏡のように映っているようにも感じました。もっとも軽やかに変化するビジュアルデザイン系の作品には、デザインやアートの定義という気負いを感じさせない、多くの同世代が共感する感性のおもむくまま、ボーダレスで様々な技法(デジタルからマニュアルまで)の上に表現されたものがいくつも見られ、清々しい気持ちになりました。プロダクトデザインや空間デザインのように、より場や素材、人間に近い提案になると、まだずっと以前から続いているセオリーやコンセプト作りから自由になれないもどかしさを感じてしまいました。具体的な場やモノ、プロセスを介するデザインに新しい提案ができる時、それはそれぞれの繋がり方やプロセス自体のデザインに関わってくるのかもしれません。

以前ご紹介したデザイナーの宮城壮太郎氏エッセイvol2が掲載されました。気になる「芸術」への言及。今回もぜひ一読していただきたい!
■東京都歴史文化財団
ウェブサイト[トーキョーアートナビゲーション]
アートエッセンス
http://tokyoartnavi.jp/essence/index.php

冒頭の設問、「アートはアーティスト個人の作品ですが、デザインは非常に多くの人の考えを反映させるもの。」(宮城氏)とは、宮城さんのデザインワークを思わせる明快な解。こんな風に明快に語れるというのも、「デザインワーク」のひとつなのかもしれないと納得しました。
私自身は、ひとりの人間の中に「アート」と「デザイン」があって、それぞれが表現に至までのプロセスをあらわす定義にように考えています。いづれかのみ有する表現もあれば、双方を有する表現もある。あらゆる仕事も、どんなプロセスを有していようが個から発っせられる表現なのではと思うこのごろです。

そして、気になる「日本的なる何か」談。「日常の仕事の中で日本の文化や場所性、風土、デザインなどを強く意識してモノづくりをするわけではないけど、結果として「日本的なる何か」がなんとなく備わっていれば、それはそれで自信を持ってもよいのではないかと思います。」(宮城氏)私も同感です。
海外を旅して思うのは、日本はなんて無意識に日本なのだろう・・・ということ。隣接する国境、せめぎあう多民族、複雑な歴史etc.自国や民族の血や歴史を意識して育つ人々に比べ、日本人は非常に曖昧で感覚的に風土や社会の影響を受けて育まれているように感じるのです。「ことば」にできない何か。
外国に滞在していると、どう感じていらっしゃるでしょうか。「日本的なる何か」について。

それにしても、インタビューがとてもスマート&ソフトにまとまっていて、さすが土谷真喜子さん(ライターさん)の仕事と感激。実際の談は、もっと辛口のはず(笑)からっとシャープな宮城さんのデザイン談義もいつかぜひ!
by book-tokyo | 2008-03-17 20:07 | design&...
<< TENORI-ON うちくい展 <オトコゴノ... >>