engawa
こどもの視線や息づかいが加わって12年目。
母として、ひとりのひととして、そこに在ることをいかに見出すかによって環境や認識が、自分自身とあなた・それとの在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。
アート&デザインwithサイエンスの日々と活動をお知らせするメモ。

暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。


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小さな学校〜誕生
母親学級に参加した頃から周産期センターの助産婦、看護婦さんのパワーには特別なものを感じていました。10日間ほどの入院で、その感は実感に・・・。

さて雪の降るXデー、受付〜測定〜診察〜陣痛室・・・などといったステップを飛び越して、ストレッチャーから分娩台に直行ののち、長い間お腹の中にいた子とわずか15分ほどで対面しました。立ち会い出産を希望していた夫も待合室で呼ばれるのを待っていたという、あっという間のことでした。
女医さんの「産みましょう!」という一声で、緊急に場が「産む」モードになったのが判るほどでした。(多くの場合は、分娩台にあがってからも時間をかけてじょじょ産まれてくる赤ちゃんと一緒に呼吸を整えたり、いきんだり、心の準備をしたり・・・と予習していたのです)「えぇ?」と耳を疑い、周りを囲んでわらわらしていた助産婦さんたちの雰囲気も感じて、思わず女医さんに「どうしたらいいのですか!」と叫んだ事を覚えています(笑)
すると、さっと脇から現れたきりりとした助産婦さんが、夫を呼んでほしいという私の希望もやんわり聞き流して、掌をしっかりと握り真剣な表情で「はい、息を止めて!良く聞いて!」と応えてくださったのです。私も急に落ち着いて、これは夫にはできないわと冷静になり「はい」と返事。ことなきを得ました。
おめでとうございますという祝福の声に重なって、「いやぁ、車の中で産まれてしまわなくて良かったですね〜」という女医さんのひとことが・・・。
適切な呼吸が誕生しようとする赤ちゃんの命に関わることを実感した瞬間でした。

とはいえ子は低血糖で保育器へ、母体は出血多量のためそれから数時間の処置を要することに・・。(一ヶ月経った今は、母子ともにしごく順調に快復いたしました)

命がけの分娩に立ち会い(しかも一日に何度も)、産まれたての赤ちゃんのお世話をし、新米母を励まし見送る姿を見ていると、助産師や看護婦さんにオーラを感じるのも不思議ではないと思う。新生児や新米母の気に養われているのかもしれません。初対面で感じたパワーは接するごとに強くなりました。周産期センターは、さながら小さな学校のようです。

そうして、ちょっぴり急いで誕生したかった穂礼は、センターにみなぎるオーラに助けられ産まれてきたのでした。
by book-tokyo | 2008-03-15 23:43 | カウントダウン
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