朝に鳴いていた蝉の声が、夕方には聞こえなくなってきました・・。替わりに虫の音がまるでアンビエントか未来のミニマル・ミュージックのように、複雑なリズムと種類で繰り返し聞こえてきます。
もともとイヤホンから音楽を聴くのはあまり好きではない私は、更にラジオや音の出る電気製品も気になるようになってしまい、あるのは窓の外からの音・・。
テレビの無い家で、これは極度に情報不足な生活ともいえよろしくないと思いつつ、音に鈍感にはなりたくないと言い訳。
木の葉のそよぐ音や虫の声など、自然界に多い周波数2万Hz以上の音は「超高周波音」と呼ばれ、大きなリラックス効果があることが知られているそう。反対に100Hz以下であるものは「低周波音」と呼ばれ、実はこの領域にあるものがストレスや不眠、頭痛などの原因にもなる種類の音といわれているそう(某サイト)。なるほど、蝉や虫の音はかなり大きいものの、日常生活に不快ではないのに、空調などのコンプレッサ、冷蔵庫のモータ音などで私は不眠に悩まされることが多い。人からは神経質だとたしなめられるけれど、単に認識できる周波数の幅が広いから?意識の持ちようや精神論では、なかなか片付けられない悩み・・・。
夏の空はもんやりして賑やかです。秋雨が通り過ぎると待ちに待った静かな秋の空、ようこそ。今から待ち遠しいです。
「森を抜けて」展覧会のご報告、HP更新しました。
book-tokyo HP:「森を抜けて」