engawa
こどもの視線や息づかいが加わって12年目。
母として、ひとりのひととして、そこに在ることをいかに見出すかによって環境や認識が、自分自身とあなた・それとの在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。
アート&デザインwithサイエンスの日々と活動をお知らせするメモ。

暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。


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わたしたちのものがたり 2006 終了間近か
同級生の吉野氏がデザイン担当した、新潮社「yomuyomu」ご覧になりましたか?大貫卓也AD、100%Orengeさんのキャラクターがちょこんとした赤い表紙の小説雑誌。本文組みはもちろん美しい(読みやすい)!今どきのときめく作家オンパレードです。いい匂いがしました。
同世代の作家が、現代的だ、リアルだと評されて読まれる小説、私には残念ながらあまり新鮮でもない。永井荷風の仕方のない情緒不安定なおとなたちや、小津に出てくるいらいらするような自己主張の少ない遠回しで歪んだやりとりが、もう何十年も前の物語であるのに、妙にリアルに感じられる。
逆に、北野武の映画に描かれる暴力や理不尽は、小津の時代にタブーにされて描かれなかっただけで、日々には茶飯事だったのではないだろうかと思う。(だから描ききっているTAKESHIが評価されるのかもしれませんが・・)いづれにしても、良くも悪しきも日本人の内面は文明開化の時から変わっていないのではないかと、勝手に想像してしまう。
彼らの時代からうっすらと積もってきた、からまってどうしようもない細い糸のもじゃもじゃのような混沌と矛盾が、わたしたち世代の心にもひっそりと影を落としていることに、もっと目を向けるべきだと思うこのごろ。今頃、不可思議なモラルに裁かれて、表出してきたもじゃもじゃにもつれた糸。
とはいえ表現は、変わらないと思われる流れのどの部分に光を当てて描くのかとも言えるでしょうか。光を当てても、見つける眼、見ない眼、さまざまな眼があるのでしょうか。見逃しているところに眼を向けて描き出すことは、歴史を創る大切な行為だと泡撓めて思う。
2006年も終わりに近づきました。
山全体の彩りが、ダイナミックに変化する劇的な季節。目を瞠って・・。

「世界とは、ただぼくらが 異なった生き方をするときにのみ、異なったものとなるのだ。」EL ARBOL DEL CONOCIMIENTO by HUMBERTO MATURANA and FRANCISCO VARELA

みなさま、どうぞ良いお年を!
by book-tokyo | 2006-12-28 00:28 | 呟き
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