engawa
こどもの視線や息づかいが加わって12年目。
母として、ひとりのひととして、そこに在ることをいかに見出すかによって環境や認識が、自分自身とあなた・それとの在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。
アート&デザインwithサイエンスの日々と活動をお知らせするメモ。

暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。


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『活字の源流をたどる』展、終了&仕切り直し
大学の美術館で開催していた『活字の源流をたどる』展、終了いたしました。地味な展覧会とはいえ、たくさんの方が来館され、ギャラリートークや講演会も盛況のうちに無事終わりました。
私個人にとっても、年代順に主要な書物を手にとって見ることができ、また様々な印刷術に関する本の存在と、その記録の方法などを知る良い機会でした。なにより、「モノ」の力に圧倒され、これから一層仮想化の進んだ情報社会になってゆくとはいえ、これから未来に残る圧倒されたる「モノ」の力とは何だろうかと、考えさせられました。
西洋揺籃期の活字印刷本や、築地活版製作所の初期の活字見本帳など、常日頃より研究にいそしむ方々には知識としてたいへんに有益であったと思われます。ただ、活字や印刷そのものの知識が無いままモノを観るだけでは、展覧会意図の活字の「源流をたどる」を追随できなかったのではないかという印象があります。
もし、今回の展示を観て、活字や印刷、本に興味を持った方があれば、是非個人的に既刊の本もたくさんあるようなので、印刷および活字に関して調べてみていただけたらと思います。
オフレコですが、今回の展示も含めて、活字や活版に関する勉強を助けるための、教科書的な本を編纂しようという話も聞いています。また機会があればアナウンスしたいと思います。
夏休み明けからコンピュータ室指導担当として学生デジタル班のDTP指導から始まって、カタログ撮影コーディネートやはからずとも展覧会展示運営をお手伝いすることになった今回のプロジェクト。改めて普段見えないことに様々気づきました。(授業外の作業に積極的に関わってくれた学生諸嬢の吸収力にも驚きました)
社会の中では非生産的と感じられても、大学でだからこそできる次の歴史に記録を残す役目を担う企画が、実験の場と認識されず余剰的に捉えがちなのではないかという印象も残りました。
ここで、仕切り直しをしたいと、勝手に思っている次第。初冬『活字の源流をたどる』展、終了&仕切り直し_d0020310_23135534.jpg
by book-tokyo | 2006-11-27 23:03 | works
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