ayako tsuboya blog
by book-tokyo
engawa
こどもの視線や息づかいが加わって15年目。
母として、ひとりのひととして、そこに在ることをいかに見出すかによって環境や認識が、自分自身とあなた・それとの在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。
アート&デザイン with サイエンスの日々と活動をお知らせするメモ。
創りたい、みてみたい世界への試行錯誤の追記を再開します。(2023)

暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。

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ノコプロジェクト
2013、2014年とわたしも参加してきた「WallArtFestival」の母体WallArtProjectが発展的なプロジェクト「ノコプロジェクト」を始動しました。

2009年に始まったWallArtFestivalは、学芸大学の学生さんたちが資金を集めインドの最貧困層の居住区に学校を建てたのが種になっています。箱は出来たが、中身に関わらずして・・・という発想が素晴らしい。様々な経緯を経て、アーティストも観客も夢中になれる学校を舞台にした芸術祭「WallArtFestival」は開催されました。こどもたちの学ぶ学校で、アーティストが滞在しながら「壁があれば絵は描ける」を実践しフィスティバルを開催するまでのプロセスを共有すること、そしてアートの力、それはこどもたちに「未来」を考えるきっかけを与え、関わるおとなたちにも「学校」という学びの場を認識してもらう機会になったそうです。
3回目の2013年から場所はマハラーシュトラ州、ガンジャード村に移されました。
精霊信仰を持ち、素晴らしく抽象化された絵を描く少数民族ワルリの村。初めて滞在した時、沖縄の波照間島や竹富島で過ごした日々を思い出すような、自然とひとの暮らしが共存した時間の流れを感じました。

村の人々が歌い、踊り、稲作をし、ヤシの木やブーゲンビリア咲き乱れる平野に木造の家が点在する様子に、なぜか懐かしさを感じたのは、わたしが沖縄の島で暮らした経験からだったのかもしれません。
また心惹かれたのは、WallArtFestivalの運営を支えてくれてきた心優しい青年たちが、ITを駆使する一方、狩猟をし、食や暮らしの生産的な活動にも実践的な知恵を持っていること。息子を丁稚に出したい(笑)と思える逞しさ!

前置きが長くなりましたが、始動したばかりの「ノコプロジェクト」、建築、インテリア、エネルギー、食糧、医療、アート、デザイン、様々な分野のひとが関わって、あたらしい学びの場を創る試み。(密かにそれを繋ぐ大事な要素はデザインだと思っている)
学びというのは、本来学問ばかりをさすのではなく、「生涯学生」「一生勉強」などよく言われるように、内省的な学びも多分に含んでいると捉えています。日本が失いかけている自然と共生してきた家つくり、生きる知恵などを、ワルリ族から学びつつ、その先を考えてゆくプロジェクトです。
WEBやコンセプトワークなどで参加していますが、危機感や課題を共有できる他分野の方々とディスカッション、アイデア出しはまさにデザインワークの面白いところ。
将来に見据えている日本の青少年が滞在できるアコモデーションのかたちも、家作りからはじまるこれからのプロセスの中で、おのずとみえてくるのではと期待しています。

WallArtFestival:http://wafes.net/index2.html
ノコプロジェクト:https://www.facebook.com/nocoproject
ノコプロジェクトの公式サイトは制作中です。

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デザイン教育研究会で、ディレクターのおふたりにお話を伺います。
ぜひたくさんの方にご参加いただき、教育プログラム、プロジェクトの観点からも意見交流、ご助言いただければと思います。

デザイン教育研究会 2014年度_vol2
テーマ 「自然との共生:持続可能なまなびのかたち」~アート、デザインは何が出来るのか
発表者 おおくにあきこ 浜尾和徳(NPO 法人 Wall Art Project 統括ディレクター/ ディレクター 兼 コーディネーター)
日時  2014 年11 月21 日(金) 18:00 ~ 20:00
会場  女子美術大学 杉並キャンパス 1 号館2F 1201 セミナールーム
参加無料・申し込み不要です。
http://jssd.jp/modules/bulletin/index.php?storytopic=7
by book-tokyo | 2014-11-11 12:01 | design&...
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