engawa
こどもの視線や息づかいが加わって12年目。
母として、ひとりのひととして、そこに在ることをいかに見出すかによって環境や認識が、自分自身とあなた・それとの在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。
アート&デザインwithサイエンスの日々と活動をお知らせするメモ。

暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。


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メトロポリス
「メトロポリス METROPOLIS」
監督・脚本:フリッツラング  
1926年 ドイツ作品/サイレント

久しぶりに、メトロポリス、実に10年ぶり。
DVDクラッシック選集は、冒頭に淀川さんがコメントを述べている映像が入って、映画を観る心構え(笑)が整う。先週同じ仲間(シロマクキネマという名前の、有孔ボードに白い紙を貼った壁にプロジェクターで投影して観る映画会・初代は布を縫い合わせて、ニューシネマパラダイスだった)と「散りゆく花」(W・D・グリフィス)を観たので、モノクロ・無声映画を堪能した気分になりました。とはいえ、メトロポリス。デザイン史、映画史、SF史、他様々な分野に影響を与えたとする作品。一緒に観たみんなは、どう感じたかな?


改めて観ると、役者のメイクや演技の大袈裟さも、当時のフィルム性能、スタジオやライトの具合、無声であることを考えると笑えない。今となっては、かそけき光線の具合や、モノクロの諧調の抑揚のある豊かさは再現不可能なのではないかと思えるほどに、美しいと感じました。
メトロポリスは、労働者階級と支配者階級を例えて、「手」と「頭脳」はお互いへの思いやりを持って握手するべきである、を結論に21世紀(当時からすると未来)の都市の構造を描いている。地下都市には労働者が機械の奴隷となって働き、地上高層建築には支配者階級が豊かな暮らしをしている様子は、1926年のスケッチ(構想)とは思えないほど戦慄の走るビジュアル。
テレビ電話の今でも先端的と思えるデザイン、人造人間のデザインはスターウォーズを越えて、ロボットの典型的なイメージを私たちに与えている。当時コンピュータによる画像編集など不可能だったと思うにもかかわらず、斬新なコラージュ的手法には、感嘆のためいき。
ストーリーが、またまた今でも繰り返し描かれる、親子・男女・仲間の愛情物語りに支えられており、84年経った現在、私たちが新しく紡ぐことのできる物語りってどんなものなのだろう・・・と考えさせられたのでした。

あ〜、いつの時代にも、先見性を持ったアーティストは時代を超えてゆくな・・・。
by book-tokyo | 2005-07-14 22:27 | workshop
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