engawa
こどもの視線や息づかいが加わって12年目。
母として、ひとりのひととして、そこに在ることをいかに見出すかによって環境や認識が、自分自身とあなた・それとの在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。
アート&デザインwithサイエンスの日々と活動をお知らせするメモ。

暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。


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金色の海に浮かんで…
どんなに悲しいことがあっても、どんなに辛いことがあっても、いつかは時が経って美しい朝の光や、緑の光線に癒やされる日が来るということを、まだ知らなかった13年前の今日、祖父が亡くなりました。
今日は「幼い子を連れて来るのは大変だから、あえてお誘いしません」という父の命を受け止めて、親族の墓参を欠席して静かに過ごしました。
まだこの世に降り立っていないような魂のすいれんは、この秋の訪れを全身で愉しんでいる様子で、珍しくたくさん歩きました。育児休暇中は毎日のようにふたりで、時に三人で散歩した地元の山や林は、ようやく色づいた柿の実を隠すように、鮮やかに紅葉してきました。今日はふたりで刈り取りが始まったたんぼまでお散歩。途中は地元のお祭りの踊りをしたり、とんぼや飛行機になったりしながら駆けてゆく。そしてかかしの立つ金色のたんぼの傍らで、いつものように地面に頭を擦りつけて横たわってしまいました(もちろん裸足)。
今思うと民話の世界から出てきたような素敵なおばあちゃまがおふたり通りがかりに、「おお、なんで裸足なの?なんで地面に転がっているの?何をしているのぉ」と笑いながらお声をかけてくださって、地面でおしゃべりをしているうちに、柿畑の隣に立つそのお宅へ伺うことに…。地元の林檎とバナナをご馳走になって参りました。しばらくお休みさせていただいた後は、このあたりの雑木林を造成したり、保存したりして来たと嬉しそうにおしゃっるお話を伺いながら、82歳になるおばあさまと我が家まで林の中の小径をお散歩しました。素敵な出会いだった。
すいれんの、ほんとうに無邪気な笑顔、無垢な瞳が、不安や怯えに暗く沈むことがありませんように。いつかおとなになって、出会う悲しみを乗り越えることができますように。
夕陽に金色になる雲を眺めながら頬ずりしてくる子と過ごす一瞬の時間が、これまでの人生でもっとも幸せな時を過ごしているのだと、何故だか涙が出てきてしまう今日でした。

金色の金木犀の海に、感激の声をあげて沈む金色の海に浮かんで…_d0020310_3172626.jpg
by book-tokyo | 2010-10-11 03:17 | カウントダウン
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