engawa
こどもの視線や息づかいが加わって12年目。
母として、ひとりのひととして、そこに在ることをいかに見出すかによって環境や認識が、自分自身とあなた・それとの在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。 アート&デザインwithサイエンスの日々と活動をお知らせするメモ。 暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。 HP:book-tokyo.com 以前の記事
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すいれんがお世話になっている保育園にて、保育者や保護者のみなさんが、保育について考え、話し合いをする機会がありました。
年に一度集まり様々な研究部会が開催される「全国保育団体 合同研究会」、子ども総合研究所夏期保育セミナー、などの分科会に参加された保育士の先生方、保護者の方から報告を伺うことができて、0歳から3歳にかけての乳児時期の触れあいや信頼関係の形成がいかに大切であるのかを、改めて感じた夜でした。 就学時前の幼いこどもたちを理解すること、保護者と保育者が共に保育・子育てを進めること=次世代を育てるという意識を持って取り組むべき、社会、大きな意味での地球人としてのもっとも最小で最大のことかもしれません。大袈裟な表現に感じられるかもしれませんが、親になったことで、よりそれを実感しています。 政府が進めている待機児童問題やワーキングプア解消をうたった「保育制度改革」の動きには、単純に受け皿となる保育所の増設のための、保育の商品化やサービス化(営利目的の企業参入を促し、競争原理をあおるように思われる)が見え隠れしています。そこでは、様々な社会の病理の根源の多くが乳幼児期に起因しているのではないのかという、教育の現場や研究者の危惧は顧みられていないように感じられます。安価な保育料=保障の無い給食、すし詰めの園舎、こどもより保護者へのサービス重視etc... 「おとなから、社会から、人間として、個人のとして尊重され、その意志、感情、行動、感覚、欲求などを大事にされたという体験の積み重ねによって…」「無理につくらない、ありのままの自分を、自分がそれでいいと受容している感情」「欠点のままの自分を認めること」=自尊感の育ちが課題となるというお話がありました(汐見稔幸先生・白梅学園大学)特に乳幼児期につくられる基底的自尊感が大切だそうです。 保育に関する様々な課題を、より良い方向へ解決してゆける方法は?ただ改革に反対するだけではなく、改革の中身を知って学び、できることを考える…今は保育園の先生方に導きを請いながら…。またご報告してゆきます。
by book-tokyo
| 2010-09-25 01:19
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