engawa
こどもの視線や息づかいが加わって12年目。
母として、ひとりのひととして、そこに在ることをいかに見出すかによって環境や認識が、自分自身とあなた・それとの在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。
アート&デザインwithサイエンスの日々と活動をお知らせするメモ。

暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。


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島の色 静かな声
茂木綾子監督 ドキュメンタリー映像詩
「島の色 静かな色」を観ました。
ずっと観たいなぁ・・・と思っていたところ、この映像の製作に協賛・協力もしている大阪のちゅうさんにDVDを借用していたので。
石垣昭子さんと夫、金星さんの日常の記録・・・。風がずっと吹き続けていた映像でした。
石垣昭子さんは、産まれた時から「いつ眠るんだろう」と思うほどずっと芭蕉を績んでいたお祖母さまを身近にして竹富島で育ちました。東京の女子美で工芸を学び帰郷した後も、自然にそんな環境に戻っていったそうです。糸を染め、布を織ることを勉強することに価値があると確信したのは、志村ふくみさんとの出会いがきっかけ。そのエピソードが、心に残っています。
京都から竹富島を訪れていた志村さんに、ただただ糸を染め、布を織っていた石垣さんは「紅花」の染めを一緒にしてみましょう・・・と誘いを受けたそうです。その時に、志村さんによって染め出されたピンク色の美しさに感動し、勉強すれば、こんなに美しい色が出せるのだと知ったと映像の中で語っていました。映像に映し出された明るいピンク色は・・・色が溢れる都会の中ではほんとうに静かなひとつの色にすぎないと私には感じられたのですが・・・石垣さんのことばを思い返している間に色に対する忘れていた一面で意識はいっぱいになってしまいました。「色があることについて」もっと深く考えてゆかなくてはならない・・・。ともかく、色は、ただあたりまえにあるものでは無い。

志村ふくみさんの著書「一色一生」を思い出しました。
本来、色は自然の命から産まれるもので、色で染められた糸にもその命がこめられているという。色見本で指定した色が、機械的にモノに着色されて出来るのではない。本来の布、衣服は太古の昔から世界中の女性たちによって命から命への想いを積み重ねられて創られてきたものなのだと。つい最近まで・・・。
茂木綾子監督が、石垣夫妻の生活の合間に織り交ぜた、西表島のゴミ廃棄場、廃業したリゾート施設(島の聖地だった)、ビニール袋をのんで命を落としてしまったらしいウミガメの詩が、この映像詩が幻想的で日常を超越したものになることを静かに制している。
あっけないほどシンプルなカットのつなぎ、少しだけ「もう少し・・」と思わせるカメラアングル、自然な味付けで始まりも終わりも、そのまま島の風に繋がっているような日常感からなのか・・・何故か海外にいる外国のひとに観て欲しくなりました。
久しぶりに、風の吹く島へ行きたくなってしまいました・・・。
映像のこと・・・・http://www.silentvoice.jp/news/shop.htm
島の色 静かな声_d0020310_1530993.jpg
by book-tokyo | 2010-03-03 15:31 | workshop
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