ayako tsuboyaのブログ
by book-tokyo
engawa
2008年、とりとめなく続く毎日に、こどもの視線や息づかいが加わりました。
そこに在ることをどのように見出すかによって環境や認識、はたまた自分自身と生き物の在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。
アート&デザインwithサイエンスの日々のメモ。

暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。


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「まなびのかたち、おしえのかたち」
デザイン教育研究会2014年度_vol@日本大学芸術学部
「まなびのかたち、おしえのかたち」週末に無事に終了しました。
細谷 誠(日本大学芸術学部デザイン学科 准教授)先生の発表、参加されたみなさんとのワークショップ、参加者からの感想や質問がおわりなく続くような、頭も心もいっぱいになる3時間でした。
ご案内が遅れてしまい、参加できなくて残念だったとお声かけいただいているので、感想少し、メモ。

細谷先生、実はわたしが憧れてきたアーティスト、デザイナーである藤幡正樹さん、永原康史さんに師事された同世代です。教育学からはじまり、メディアアート、インタラクションデザイン、コンピュータインタラクションなど、
横に並ぶと多くの方は?の領域に場を創りながら、これからの壁のない「デザイン」教育を提案されていらっしゃる。
「インタラクションデザイン」と聞くと、デジタルの入出力が関わるように感じるけれど、さかのぼると、どう作るのか、何を作るのか、さらに「人に共感し、本質をとらえて言語化する」行為の繰り返しを行う手法そのもの、とも言えるのではないかと捉えてみた。

教育のイノベーションのゴールは、新しい「まなび」のかたちをつくること、つまり、それが「おしえ」のプロフェッショナリティだとおっしゃる細谷先生。
研究会のスタイルとしては初めての、2回のワークショップは斬新でした。
さすが、あたらしい学びのためには、物理的に新しい場がなくては・・・

1. 1枚の写真を観て、気づいたことを何でも良いのでポストイットに書き出す。3分間。
出席者の多くはデザイン、教育関係者だったということもあり、3分でやまほど集まった気づきを3名ひとくみになり、分類した。
「オブザベーションからイノベーションのニーズを知る」
2. イノベーションのゴール設定=物理的な教室の構造を変えるアイデア
ワークショップ1で観た写真は大講義室のような場所で、アート系のワークショップを企画する演習授業だった。
あるひとの、あることに共感し、何が必要であるのか想いながらアイデア抽出をする行為として、各自A4サイズの紙にアイデアを書き出した。
これも3名ひとくみになって、ベストアイデアを発表した。

それぞれ、ワンクルー行っただけで、真剣に議論&検討すべき点が数多くみえてくる。
これを繰り返す。IAMASの手法にもあるインタラクティブ・スケッチの例が提示されて、自分で描く→別の人が意見を言う→加えて描くを繰り返すことの提案は、絵が描ける美術大学生に対する授業にも意味があると感じた。
プロダクトでいえば、「ラピッドプロトタイピング」(ダーティープロトタイピング)つまり、まずつくる(ラフに)、構造やデティールを検討することを繰り返し、アイデアをかたちにする方法が紹介された。

わたしがメーカにいた時代にも、アドバンスデザインのパートでは、『抽出された「本質」からの「デザイン」=本質(ユーザーニーズ、メンタルモデル)に適したモデル(フォーム、グラフィックシステムなど)のデザイン』(細谷先生)が、試みられていて、とても共感を覚えていた。
『実験から実現へ、人的要因から技術的、経済的要因へのデザイン思考』とおっしゃっていたことを改めて捉え直すと、メーカーなどはバブル崩壊後アドバンスデザインに投資できなくなった時代を経て、改めて本質をかたちにするデザインセンスを求めているのだろうと感じた。

参考にあげられた書籍
1、「クリエイティブ・マインドセット」デイヴィッド・ケリー (著)
2、「オープンデザイン ―参加と共創から生まれる「つくりかたの未来」 (Make: Japan Books)

以上
*************
さて、この図書は「創造性に対する自信」があれば”人間はみんなクリエイティブだ!”と語り、「創造性な人と、そうでない人の違いは「自分が創造的であると思うがどうか」であり、そう思っていれば、そうなれる。」などなどと記載されている。
一方、FabLabや3Dプリンタの登場で、いつか誰でも使いこなせて、思い通りのかたちを生み出すことができるようなイメージを与えている。
けれども、DTPの登場で、みんながグラフィックデザイナーになれても、すてきなデザインが溢れたわけではないように、3次元にある立体にたちはだかっている「きれいなかたち」を自由にあやつり、モノ化することのハードルは、さらに高い。
コンセプトワークと、かたちをつくることは、ますます両者の隔たりは大きく、専門性も高くなると想像する。
「まさに物理的なことを考えなければ、新しいことはできない。」どうでしょうか?と問いかけられて、たくさんの宿題を受けた夜。(宿題ばかり・・・)
by book-tokyo | 2014-09-22 02:23 | design&...
本日「まなびのかたち、おしえのかたち」デザイン教育研究会
過日、台風の影響で延期となった「デザイン教育研究会 2014年度_vol」が本日開催されます! とても興味深く、楽しみにしていました。                                             
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テーマ 「まなびのかたち、おしえのかたち」
発表者 細谷 誠(日本大学芸術学部デザイン学科 准教授)
日時  2014 年9 月19 日(金) 18:00 ~20:00
会場  日本大学芸術学部 江古田校舎西棟1階 共同アトリエ

「まなびのかたち、おしえのかたち」のテーマのもと、美大デザイン学科の現在、特に「ものづくり」に関わる状況について共有することを目的としたいと考えます。
 デジタル・ファブリケーション、パーソナル・ファブリケーション、ソーシャル・ファブリケーション…、FabLab やMaker ムーブメントの台頭や、町工場における「ものづくり」の新しい動きに象徴されるように、エンジニアリングやマニュファクチャリングのシーンは社会的な革新に進んでいます。
 近代以降の「ものづくり」は設計と製造に分離され、その前者の領域とされてきた「デザイン」にも、その再考が求められて久しく、「デザイン」自体の本質的な革新が喫緊の課題となっている状況です。「デザインの再考」は生活におけるひとつの本質―人間にとって本質的に必要なものを自分たちでつくる―をあらためて考えることから始まるのではないでしょうか。
 こうした社会的革新を考える領域として、「デザイン教育」ひいては広義の教育の役割を浮かび上がらせる必要があります。革新に対応する普通教育、それらを先導するデザイン専門教育、そして、そのプラットホームとしての新しいまなびの場の構築が目標となります。こうした文脈で「まなびのかたち、おしえのかたち」を考える機会としたいと考えます。
 その題材として、日本大学芸術学部デザイン学科インタラクションデザイン分野の活動を紹介します。2012 年度の学科カリキュラムの刷新から3 年目を迎え、専門教育として本格的に始動し、新しいデザイン教育の実験に取り組んでいます。ワークショップなどの新しい「まなびのかたち、おしえのかたち」自体を考える「アートと教育」の授業。観察・共感・本質から導かれるデザインや新しいデザインプロセスを実践する「インタラクションデザイン」の授業。さらには授業外のプロジェクト(ネットワーク配信による「ものづくり」授業の運営など)も含め、新しいデザイン教育の実験の現在を纏めます。


【会場へのアクセス】 
日本大学芸術学部 江古田校舎 〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1 
http://www.art.nihon-u.ac.jp/access/
西武池袋線各駅停車にて江古田駅下車 北口より徒歩1 分
都営大江戸線  新江古田駅下車 徒歩約12 分
関東バス JR 中野駅~江古田駅(10 分間隔で運行)乗車時間15 ~20 分


毎年3~4回のペースで実施されるこのデザイン教育研究会は、幼稚園から大学・専門学校に至るデザインや造形教育に携わる先生方をはじめ、デザイナー、クリエーター、研究者、学生など、様々な立場の方々が交流できる自由な場です。
座談会の形式を予定しておりますので、教育現場に携わる先生方やデザイン、教育に関心のあるデザイナーや作家、学生の方々など、お誘い合わせの上どうぞ、多数の参加をお待ちしております。本研究会はデザイン学会の所属に関係なく、どなたでも自由に参加できます。

問合せ 日本デザイン専門学校 金子武志(教育部会・主査)
TEL03-3356-1501 E-mail kaneko(at)ndc.ac.jp
by book-tokyo | 2014-09-19 00:49 | design&...