ayako tsuboyaのブログ
by book-tokyo
engawa
2008年、とりとめなく続く毎日に、こどもの視線や息づかいが加わりました。
そこに在ることをどのように見出すかによって環境や認識、はたまた自分自身と生き物の在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。
アート&デザインwithサイエンスの日々のメモ。

暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。


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ニーチェの馬(Tar Bela 2011/The Turin Horse)
何年かぶりにゆっくりと二度寝をして(ことしは春先から喉風邪を1ヶ月に1度罹っている・・)光のきれいな階下へ降りると、すいれんがひとりiMacの大きな画面の前に座って薄暗い白黒映画を観ていました。いつの間にか父親はソファでうたた寝をしていたよう。
昨年日本で公開された「ニーチェの馬」(Tar Bela 2011/The Turin Horse)という作品を観ていたのでしたが、私はタイトル以外に何の知識なく隣に座り、そして惹き込まれていったのでした。
タルコフスキーか、ワイダか・・・ことばはほとんどなく、まるで20年代のフィルム作品のようなライティング、登場人物の一挙手一投足が省略されることなく、淡々と描かれてゆく。
時々すいれんに、話の展開を知るために質問をする(迷惑なことと承知のうえで)「なぜ3日目なの?」「なぜお馬はご飯をたべないの?」。そうすると、「わからない」という返事。日々繰り返される食事、水汲み、着替え、馬の手入れに起承転結や理由はないから・・・すいれんは素直に応えていたのだろうと、観終わってしばらくしてから納得。
ラスト暗闇の中で交わされた「また明日やってみよう」という台詞が心に残る。
20歳(はたち)の頃に浴びるように観ていた「日常こそがうつくしい」(それがどんなに悲惨で残酷であっても)ことを撮った数々のフィルムたちのことを思い出したのでした。これだけで伝わるんだ。
そして、タル・ベーラ監督がこれを最後の作品と言及しているとは残念・・・。
by book-tokyo | 2013-05-26 23:50 | 映像&頁もの