ayako tsuboyaのブログ
by book-tokyo
engawa
2008年、とりとめなく続く毎日に、こどもの視線や息づかいが加わりました。
そこに在ることをどのように見出すかによって環境や認識、はたまた自分自身と生き物の在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。
アート&デザインwithサイエンスの日々のメモ。

暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。


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『カスティリオーニの教室』
新宿の森の畔の「ラ・ケヤキ」にて、すてきなワークショップのお知らせが届きました。
アッキレ・カスティリオーニの仕事は、ほんの一部しか知らない(勉強不足)のですが、半ば人生の師。近くて遠いこの天才への憧れは学生時代に初めて彼のアイデアスケッチを観てから変わりません。
そのカスティリオーニに、尊敬する西村佳哲さんがインタビューされたなんて、凄いことではないか。日本にカスティリオーニを紹介し続けていた多木陽介さんのワークショップと、西村×多木さんのトークセッションなんて・・・。
ぜひ駆けつけたいものです。今月は後半に穂高でのWSにも参加予定なので、自制しますが・・・。

まだ申し込みができるようですね。
デザインに興味をお持ちの学生さん、カスティリオーニ的物の観察、その視点に惹き寄せられているどなたにもおすすめしたくて、つい投稿しました。

ぜひ下記リンクをクリックしてご覧ください!
Living World(西村佳哲さん+西村たりほさんHP)記事から・・・
「前半は多木さんを中心に約3時間、「カスティリオーニ流の〝物の観察ワークショップ〟」を。
十数年前、僕は取材でカスティリオーニのスタジオを訪ねました。多木さんは通訳。二人ともカスティリオーニに直に会うのは初めて。で、インタビューそっちのけで始まった彼の講義が、とてつもなく面白かった。このプログラムはそこに端緒を持つものです。
夕食(各自持参)を挟み、つづいて後半は僕と多木さんのトークセッションを中心に、「僕たちの先生」というようなテーマで。」

「カスティリオーニの教室」
http://www.livingworld.net/121020w_taki/
by book-tokyo | 2012-10-11 13:50 | in art in science
日比谷カレッジ「植物の美を読み解く ~アートとサイエンスの出会い~」
今夜参加したのは、デザイナーの田中千絵さんが植物をアートの視点で取り上げ、理化学研究所PSC細胞機能研究チームの杉本慶子チームリーダーが、科学の視点から植物・細胞の形づくりを解説されるユニークな講座。
ちなみに会場の日比谷図書館は、昨年秋に竣工したとても綺麗な設備。夜22時まで開館という素晴らしい図書館でした。
講座の冒頭、田中千絵さんがそのデザインワーク紹介のあと、いかに多肉植物や、植物の美しさに惹かれていったのかを熱弁。グラフィックデザインのワークフローやアイデアソースについてのお話は専門外の方にも判りやすいだろうプレゼンテーションでした。
日本の伝統的な色や紋様には、植物由来のネーミングやモティーフが多用されており、改めていにしえの人々がいかに自然をよく観察していたのかを実感しました。
その後、杉本慶子さんからは、植物の細胞、遺伝子の働きを特定する研究についてプレゼンテーション。多くのヒトには手も目も届かぬような電子顕微鏡で覗いた植物の細胞写真は、ともかくそれだけでたいへんインパクトのある視覚的情報。未知のビジュアルという意味では自然のかたちを視覚化したアート作品と言えるのではないかと感じるほど。
10年ほど前に、理化学研究所から提供を受けた研究成果を示す写真画像をもとに作品制作させていただいたことがあり、忘れかけていたその時の感動…"目では見えない"世界の面白さを思い出しました。
今回紹介されて印象に残るのは、バジルやラベンダーの葉の裏を電子顕微鏡で拡大してゆくと見える細胞、"匂い玉"の様子など。例えばバジルの葉の裏…ちょこんとタワーのようなものの先端にまぁるい匂い玉が乗っかっている様子は、モノクロ写真ながらとても可愛らしくて人智を越える造形美。
その他にも、"ハカラメ"(ネーミングからして、すでにギャグのよう)はなぜ葉の先から芽が出るのか?(Meelimn Shinha(UC Davis))の研究で、「子宝ベンケイ」について芽が出る細胞の遺伝子が特定されていることや、植物界のモルモットと異名のあるという"シロイヌナズナ"の可愛らしい"トライコーム"という毛が、何故特定の場所から一定の長さだけ生えるのかについて…など。杉本チームが解明した、ある特定の遺伝子が成長を抑制する機能があることについては、近々プレスリリースされるそう。杉本さん10年来の研究成果だそうです。
最後に株式会社竹尾提供の「竹」や「ビールホップ」などを原料にした紙を使って、参加者が思い思いの植物紋様を描くワークショップが予定されていましたが、今回は残り時間も少なくなり…10分ほどで参加者が印象に残るかたちを切り絵して作品に仕立てました。WSのファシリテーター的存在がいなかったため、参加者は野放図…やや拍子抜けしました。
とはいえ講座の内容が新鮮な間に、切り絵を作成できたことは、企画者の思惑通りわたしにとっては愉しい思い出となりました。このように、ある出来事をことばで記憶してゆくよりも、感情や身体感覚も含んだ表現で残すことで、より一層振り返りや捉え直しができるのだと実感。
ともかく、ユニークな企画ながら参加者はみな真剣。そんなとてもよい雰囲気の中、むんむんとアートサイドから、サイエンスサイドから、植物のかたちを観察してゆくことがたいへん面白かった時間でした。脳みそが耕されました!

その後一緒に参加した保育園ママ友とちょこっとご飯。脳の体操のあとのビールは美味しい。育児や家事と仕事の切り盛り話に混ざりながら、今回のWSの感想や、酵母、アフォーダンス、プロセスから創造する面白さなどなどで会話は盛り上がりとても愉しかったのでした(ありがとう)。こんな身近にこんなヘッジな会話を愉しめる友がいたなんて、ほんとうに嬉しい夜でした!

講座の中で印象に残ったかたちを切り絵ワーク。どちらも実際のかたちとは違います(笑)
左:子宝ベンケイ 右:バジルの匂い玉
d0020310_223433.jpgd0020310_222546.jpg
by book-tokyo | 2012-10-04 02:31 | in art in science