ayako tsuboyaのブログ
by book-tokyo
engawa
2008年、とりとめなく続く毎日に、こどもの視線や息づかいが加わりました。
そこに在ることをどのように見出すかによって環境や認識、はたまた自分自身と生き物の在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。
アート&デザインwithサイエンスの日々のメモ。

暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。


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朗文堂さん
ついに、アダナ・プレス倶楽部へ足を踏み入れてしまいました。
深い深い海だと思いながら、ついに・・・。なんて、浜辺で湿った砂を素足でなぞった程度と言えるのでしょう操作指導教室を体験してきました。
そして活字印刷の世界は広く深く、過去に果てある知の歴史で、知れば知るほどに、あぁ、これは「遠巻きに憧れているのが良い」と思うのでした。(たくさんの知に敬意を表して・・・)
アダナ・プレス倶楽部のAdana-21J操作指導教室というのは、1970 年代の初頭にイギリスから輸入された Adana Eight-Fiveをモデルにして復刻されたAdana-21Jの操作を体験しましょうという主旨で、タイポグラフィ関連の書籍やデジタルフォント販売、研究では言わずもしれた 朗文堂さんが始められた教室です。もちろん復刻販売元は朗文堂さんです。いわゆるプラテン印刷機、これは平らな刷版に、印刷用紙を平面で押圧するタイプの印刷機の総称です。Adana-21Jもそのひとつで蝶番式に二枚貝のように版と用紙面が開き、ぎゅーっと押して印刷します。ホットトーストのような感じです。大学の工房で一通り我流で楽しみ、イギリス製Adanaを探していた私は、復刻Adana-21Jをすでに3ヶ月ほどの間も購入を迷っていました。体験教室で、改めて久しぶりにインクの匂いや艶のある黒色印刷を見ることができ、決心がつきました。
この油特有の匂い、しっとりとしたぬばたま色の印刷面、それにへっこんでいないのに、吸い込まれるような印圧は、ことばにしようがありません・・。いいですね。
活字製造や活字印刷は急速に産業から消えつつありますが、けれども最近は若い世代の研究者や職人さんの中で細々とでもその灯火を守ろうとする動きが活発だそうです。朗文堂さんも、そのリーダー的役割を担っていらっしゃるのかもしれません。素晴らしいです。
春に、店じまいをしてしまう活字屋さんを見に行ったばかりだったので、教室に参加されていた3人の女性の積極的な様子や朗文堂さんの熱い情熱を感じ、なぜだかほっといたしました。
銀座の中村活字さん、樹脂凸版や亜鉛凸版の製造をされている真映社さん、そのほか様々な職人さんがまだ(というのか、これからの若い世代の方々で)元気です。
新しいAdanaを手に入れることができたら、ふむふむ、何をしようかと胸躍ります。
by book-tokyo | 2007-07-29 23:05 | design&...
久しぶりの雑木林散歩
またまたすっかりご無沙汰をしておりました・・・。ロンドンからまれびと滞在していたり、お祭りで餅付きをするパートナー氏を見に行ったり、新しい職場にてんてこまいしながら・・・梅雨が明けない、いつまでもしっとりと重い空気にまとわりつかれながら、そんな気分に浸っているあいだに、暦こそは残酷に幸いにめくられてゆくのであります。ようやく九州で梅雨明けですね・・・。
そんな季節だからこそ、ピクニックに行きたくなりました。台風4号なんていつもは知らぬ間にかすめてゆく目玉に東京西部が覆われている中、たまらない衝動にかられ、おむすびを握って雨合羽を羽織り、久しぶりに夏の雑木林を歩きました。東京都心から1時間もかからない相模原の林は、原生林でもなく植林でもなく、ほどよく手入れをされた人里の雑木林とはいえ昼なお暗い雨も届かない深い森でもあります。住宅街から獣道を分け入ってゆくと、やがて秋には膝までかぶっていた落ち葉がほどよい踏み心地になった野道が続きます。菌類、苔類、種々見られます。台風の中でもほの明るい空から淡くそそぐ陽に透けて、落葉樹のおおらかな葉は整然と並んでため息のでるほど美しく見えました。1時間ほど歩いて車道を渡り、6月中旬から蛍も見える水田を抜けて再び暗く細い(高野聖(泉鏡花)の冒頭に出てくるような)坂を登り切った頃には低い雲の切れ目から束の間の陽が射していました。今日の行程は休み休み4時間。遠出せずともぶらりとこんな光を見ることができるなんて、町田は片田舎ながらすてきな処だとつくづく実感。
それにしても、今年は例年よりも何故だか樹木の成長が不安定なように感じます。パソコンと人間の狭間で仕事をしていながら、感覚の曖昧さや言語化できない印象についてますます面白く感じているこの頃です。
by book-tokyo | 2007-07-23 23:45 | 呟き