ayako tsuboyaのブログ
by book-tokyo
engawa
2008年、とりとめなく続く毎日に、こどもの視線や息づかいが加わりました。
そこに在ることをどのように見出すかによって環境や認識、はたまた自分自身と生き物の在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。
アート&デザインwithサイエンスの日々のメモ。

暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。


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消えつつあること・・モノとプロセス(場所と想い出?)
活字や活版そのものは、消えつつある技術です。
細々とでも、その独特な風合いや他には替えられない特徴のある印刷術が、続いていってくれることを願っています。ノスタルジックではありますが、個人でも「インク」や「印刷機」を使って「印刷」ができるなんて、凄いことですよね。デジタルフォントやDTPにも繋がってゆくプロセスは、消えてしまうとなかなか思い出せないことなのでは・・と思います。
パソコンルームで学生たちに、インクジェットプリンターとレーザープリンタの違いを説明するのに苦労します。
言ってみれば、染料系の液体のインクと、顔料系の粉の違いなのですが、それをどうやって用紙に定着するのかを、イメージを持てるよう理解してもらうことは難しいと思う。
なぜなら、オフセット(リトグラフ)印刷やスパッタリング、カーボンコピー機やインスタントレタリング(インレタ)なんて言葉の内容を知らなかったりするから。現在のデザイン作業に、これらの知識が必須とは言わないけれど、なかなか厳しい。
染料系と顔料系の理解ができないうちは、用紙の選択にも制限が出るし、オリジナルペーパを用意することもできない。用紙屋さんや、機械屋さんが工夫をこらして、使い手は何も考えなくても失敗しないで済むようになってきました。でも、それでいいのかしら・・・なんて思うのです。
油絵と水彩画の違いを知って、始めて媒体の用意や下準備ができるのと同じ。デジタル機器は、ただのブラックボックス的機械でもないのです。アナログの知識の積み重ねであったり、自然現象などを利用したモノなのですね・・。
活字や活版が完全に消えるころ、まったく知らない世代が何を創りだしてくれるのか愉しみでもあるし、つまらなくもある。
繋がってゆくこと、繋げてゆくこと、それが面白きこととも思えます。
by book-tokyo | 2006-11-30 23:18 | design&...
『活字の源流をたどる』展、終了&仕切り直し
大学の美術館で開催していた『活字の源流をたどる』展、終了いたしました。地味な展覧会とはいえ、たくさんの方が来館され、ギャラリートークや講演会も盛況のうちに無事終わりました。
私個人にとっても、年代順に主要な書物を手にとって見ることができ、また様々な印刷術に関する本の存在と、その記録の方法などを知る良い機会でした。なにより、「モノ」の力に圧倒され、これから一層仮想化の進んだ情報社会になってゆくとはいえ、これから未来に残る圧倒されたる「モノ」の力とは何だろうかと、考えさせられました。
西洋揺籃期の活字印刷本や、築地活版製作所の初期の活字見本帳など、常日頃より研究にいそしむ方々には知識としてたいへんに有益であったと思われます。ただ、活字や印刷そのものの知識が無いままモノを観るだけでは、展覧会意図の活字の「源流をたどる」を追随できなかったのではないかという印象があります。
もし、今回の展示を観て、活字や印刷、本に興味を持った方があれば、是非個人的に既刊の本もたくさんあるようなので、印刷および活字に関して調べてみていただけたらと思います。
オフレコですが、今回の展示も含めて、活字や活版に関する勉強を助けるための、教科書的な本を編纂しようという話も聞いています。また機会があればアナウンスしたいと思います。
夏休み明けからコンピュータ室指導担当として学生デジタル班のDTP指導から始まって、カタログ撮影コーディネートやはからずとも展覧会展示運営をお手伝いすることになった今回のプロジェクト。改めて普段見えないことに様々気づきました。(授業外の作業に積極的に関わってくれた学生諸嬢の吸収力にも驚きました)
社会の中では非生産的と感じられても、大学でだからこそできる次の歴史に記録を残す役目を担う企画が、実験の場と認識されず余剰的に捉えがちなのではないかという印象も残りました。
ここで、仕切り直しをしたいと、勝手に思っている次第。初冬d0020310_23135534.jpg
by book-tokyo | 2006-11-27 23:03 | works