ayako tsuboyaのブログ
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2008年、とりとめなく続く毎日に、こどもの視線や息づかいが加わりました。
そこに在ることをどのように見出すかによって環境や認識、はたまた自分自身と生き物の在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。
アート&デザインwithサイエンスの日々のメモ。

暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。


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デザイン教育研究会2016年度_vol.1のご案内
事務局をお手伝いしている、デザイン学会教育部会の研究会、お知らせです。
今回は、教科としての「デザイン」の義務教育化を進めてきたお隣・韓国の取り組みと現状を、長い時間をかけて研究されてきた森香織先生(日本大学芸術学部デザイン学科教授)からお話を伺います。

内申点のため「美術」の評価が懸案になる現場の話をきくたびに、「美術」は独立した教科ではなく、もっと広い意味での基礎教養と位置づければ良いのに・・・と思うこの頃です。
風の噂にすぎませんが、欧米ではすでに初等教育で教科としての「美術」(お絵描き・工作)のクラスは減っている(無い)印象も受けます。アートはひとがひとらしく生きてゆくために、育むべき教養で、評価されるべきものじゃない・・「教科」としての位置づけは、今話題となっている「道徳」と似た経緯を持っているように思います。

一方で、「デザイン」こそ、ものの見方や組み立て方、考え方を学ぶカリキュラムを柔軟に思索できる学問なのじゃないか。
とはいえ、産業や経済と密接な関係もあるゆえの難しさも懸念されます。
いち早く、国家プロジェクトとして「デザイン」の教科化に取り組んだ韓国のお話、貴重な機会です。研究会なんて・・と思わず、ぜひお気軽にご参加ください。
(申し込み不要・無料)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今年度初回のデザイン教育研究会を下記の要領で実施いたします。
本研究会はデザイン、美術、工芸などの教育現場に携わる方をはじめ、デザイナー・クリエーターの方々、そしてそれらを目指す若い学生や関心のある方々に開かれた交流の場です。毎回様々なテーマを掲げ、年間2〜3回の予定で開催しております。デザイン学会の所属に関わらずどなたでも自由に参加していただけますので、是非お誘い合わせの上、お気軽にお越し下さい。
教育部会主査/金子武志


テーマ 『デザイン科目を義務教育へ 〜 韓国における国家プロジェクトの取り組み』

発表者 森 香織 (日本大学芸術学部デザイン学科)
日時  2016年7月22日(金) 18:00〜20:00
会場  日本大学芸術学部 江古田校舎西棟1階共同アトリエ(入校に際しては守衛所でご記帳をお願いします)


韓国では国を挙げてデザインをひとつの産業として保護推進していく働きがあります。
これには、大財閥の後押しや日本よりも少子化が進んだ学歴偏重の社会影響など、諸々の理由がありますが、「美術」とは目的やアプローチの異なる新しい科目として「デザイン」を小学校の義務教育段階から教育する取り組みが8年程前から起こりました。
その発端〜経緯を調べていたのですが、なかなか取り掛かりが見つからず半ば諦めていた時に、この国家プロジェクトチームに対して評価を与える立場の研究員の方の論文を入手し、併せて小学校5〜6年生向けの教科書も入手できたことから概要がおおまかにつかめるようになりました。さらに、この論文の著者に今年2月にソウルでインタビューする機会にも恵まれ、少しまとまった形でご報告できるようになりました。
まだまだ発展途上中の取り組みであり、今後はどうなるか未知数ですが、科目としてのデザインに求めている理念は初等中等教育の範疇ではなく、まさしくデザイン教育の本質をついている内容なので、興味のある皆様と一緒に考えたり問題提起のできる共通の話題だと思います。
日本では中教審の方針で小学校の図工が1時間減らされ、ますます子どもたちがデザインを学ぶ機会が減ってきています。この韓国の取り組みはいろいろな意味で私たちに警鐘をならしてくれるものであり、微々たる働きのきっかけになればと願っています。学期末のお忙しい折りとは存じますが、ぜひお運び頂きたくよろしくお願い申し上げます。


第二部:20:30~ まんまるや(懇親会を兼ね、場を変えて座談会があります。会費制・参加申し込み不要です。)


【会場へのアクセス】
会場が前回と異なります。ご注意ください。
日本大学芸術学部 江古田校舎
入校に際しては守衛所でご記帳をお願いします。

〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1
西武池袋線各駅停車にて江古田駅下車 北口より徒歩1分
都営大江戸線  新江古田駅下車 徒歩約12分
関東バス JR中野駅〜江古田駅(10分間隔で運行)乗車時間15〜20分


教育部会HP http://jssd.jp/category/research-group-all/education-group
本案内・PDFデータ http://jssd.jp/2488

問合せ 日本デザイン福祉専門学校 金子武志(教育部会・主査)
TEL03-3356-1501 E-mail kaneko(at)ndc.ac.jp *atは@へ置き換えてください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(余談)個人的には、限りなくアートに近い、デザインの技術(その部分を「造形デザイン」と捉えてはどうか)に関心があります。ただ、仕事としての「デザイン」は、手業とは違ったもう少し複雑な、お腹の中のような何かが大切なのでは・・・と思うこの頃です。
もちろん、アートの力を、心の底からリスペクトしています。
by book-tokyo | 2016-06-29 17:27 | design&...
「まなびのかたち、おしえのかたち」vol.2〜演習授業のいまとこれから〜
2015年度2回目の研究会開催のご案内です。
間際のご案内で恐縮ですが、関心のある方へお声かけいただければ幸いです。

内容は、結論を出すのではなく、様々な考えや方法を互いに交流し、
それぞれにとっての研究の場になるものです。
わたしの役割は「ファシリテーター」とありますが、交通整理と聞き役程度のことしかできません・・(それがまた難しいのですが・・)
ぜひお気軽に、お誘いあわせてお越しください!

一部、二部ともに当日の飛び込み参加も歓迎です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「デザイン教育研究会 2015年度_vol.2」を、下記要領にて開催いたします。

今年度の研究会の共通テーマは「まなびのかたち、おしえのかたち」です。
デザインの分野に限らず、時代とともに学生の気質も変わり、社会のニーズに即応しながら教育現場の考え方や授業の内容、スタイルも色々変ってまいりました。
また、幼稚園~大学の教育機関に限らず、地域のコミュニティー、美術館でのアートプロジェクト、ネットを利用した通信講座など、学びの場や方法は多様化しています。今回は下記のテーマで座談会を予定しています。参加いただく皆様からのご意見を通じて時代と共に変って行くかたちと、いつまでも変らない何か、が見えてくるかもしれません。年が改まりお忙しい頃とは存じますが、是非お誘いあわせてご参加下さい。  
主査:金子武志


テーマ 『「まなびのかたち、おしえのかたち」〜演習授業のいまとこれから〜』
日時  2016年1月22日(金) 18:00〜20:00
会場  女子美術大学 杉並キャンパス 1 号館2F 1201セミナールーム
ファシリテーター  坪谷彩子(女子美術大学/aeronef)

青少年や社会人がSNSやローカルメディア、民間のコミュニティで先端的な技術や実学、思考様式を学ぶ機会も増えてきた事例にも目を向け、演習授業のいまとこれからをサブテーマに座談会形式にてみなさんからのご意見や感想を伺えればと思います。
組織の形態にかかわらず、造形やデザイン教育における演習授業はなにを、どんなかたちで学び合う場で在りたいのか(いま、これから)を最初の投げかけとします。その後は参加されたみなさまからの自由なテーマに基づいて、有意義な時間を共有できればと思います。


【会場へのアクセス】 
前回と会場が異なりますのでご注意ください。
女子美術大学 杉並キャンパス1号館
ガレリアニケ・歴史資料展示室2F
通用門からまっすぐ抜けて、道路挟んだ正面の建屋です。
〒166-8538 東京都杉並区和田1-49-8

東京メトロ 丸ノ内線 東高円寺駅 下車 徒歩8分
地図:http://jssd.jp/2214


第二部:20:30~ 懇親会を兼ね場を変えて座談会があります。会費制・参加申し込み不要です。
あぶ家 新中野駅より徒歩1分 東京都中野区中央4-4-1


毎年3~4回のペースで実施されるこのデザイン教育研究会は、幼稚園から大学・専門学校に至るデザインや造形教育に携わる先生方をはじめ、デザイナー、クリエーター、研究者、学生など、様々な立場の方々が交流できる自由な場です。
座談会の形式を予定しておりますので、教育現場に携わる先生方やデザイン、教育に関心のあるデザイナーや作家、学生の方々など、お誘い合わせの上どうぞ、多数の参加をお待ちしております。本研究会はデザイン学会の所属に関係なく、どなたでも自由に参加できます。
無料・参加申し込み不要です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

問合せ 女子美術大学 芸術学部 坪谷彩子(教育部会・事務局)
TEL:042-778-6129 E-mail: tsuboya07016(at)venus.joshibi.jp *atは@へ置き換えてください。

デザイン学会教育部会 HP
(デザイン学会HPリニューアルに伴い、URLが変更になりました)
http://jssd.jp/category/research-group-all/education-group
by book-tokyo | 2016-01-21 06:35 | design&...
造形教育センター*夏の研究大会にて
造形教育センター_夏の研究大会にお招きいただきました。
"造形教育を語り合う「子どものデザインをめぐって」"というテーマで、2日間の研究発表や、センターの研究テーマである「子どものデザイン」の捉え方について、語り合う時間をいただきます。
また"さとやま探検隊"の活動について、2年間を振り返り、3年目を迎える前に、活動について議論できることを愉しみにしています。

当日のお知らせで恐縮ですが、飛び入り参加も可能だと思います。
ぜひ、「デザイン」の源流をたどる2日間、お運びください。

会 期:2015年 8月1日(土)・2日(日)
会 場 : 桑沢デザイン研究所 1階ホール、東京造形大学大学院サテライト教室
詳細:造形教育センターHP

造形教育センターの研究テーマであった「子どものデザイン」。
〜「子どものデザイン」とは、切実な子どもの「生」に関わるおとな(教師)が、その意味や価値を見出し、様々なモノやコトとつなげてやることで、具現化するものであると考えています。またそのことは、教育のボーダーを"越境し"、新たな教育実践を構築する可能性を確かにもっていると感じています。〜
〜「子どものデザイン」とは、子どもの見方、感じ方から私たちおとなが学ぶための概念であること、そして、かつては子どもだった私たちおとなが、子どもの見方、感じ方から世界のあり様を捉え直す機会でもあるということです。〜
(造形教育センター 研究テーマについての概論を抜粋)

私は、高校生で進路に迷った時、自然を通じて自分自身を探究する"工芸"と、自然を通じてプロセスを探究する"デザイン"と、2つの間を揺れました。いま思えばいづれを選んでも過程は同じだったと感じますが、その当時から"デザイン”という概念は結果そのもの以上に、ひとの多様な知恵や知識、経験などを駆使して試行錯誤するプロセスに創造性を見出していたように思います。

そういう意味での"デザイン"を確かめるワークショップや企画の延長線上に"さとやま探検隊"があります。"さとやま探検隊"はさまざまな専門的な知見や経験のあるおとなが、子どもたちとの活動を通して改めて学び合う場でもあります。
造形教育センター 研究部長の大泉義一先生(横浜国立大学)から、お声を掛けていただいて、センターの研究テーマを改めて拝見しましたが、その概論に"さとやま探検隊”が目指したい方向性との共通項をたくさん見出すことができました。


「気づきの瞬間を探して」(レジュメより抜粋)
"まずは表現してみる、受け入れられ、その反応があって初めて、嬉しい、悲しい、寂しいなどの経験をする。その繰り返しから、子どもたちは世界を実感してゆくと考えています。
 ところがいつの間にか、環境に応じてこのプロセスの順番が、結果を期待あるいは予測してから「表現する」ように逆転してしまうように感じます。嬉しい結果を得られるよう、期待する反応のために表現する・・。そこにこどもの切実さはないのです。"

"期待される答えのない取り組みに、アートやデザインに関わるおとな自身が真剣に試行錯誤し、ことばや数字以外で表現する様子、発見や気づきの驚きを実感する瞬間を、こどもたちと一緒に共有します。いつの間にか、こどもたちの反応や表現に至るプロセスから、私たちが学ぶことの豊かさにも気づくのです。
今回は、実践とフィードバックを繰り返すこの川崎市市民自主学級(2013年度5回、2014年度5回)の具体的な内容の一部を紹介します。"

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by book-tokyo | 2015-08-01 10:21 | design&...
ノコプロジェクト
2013、2014年とわたしも参加してきた「WallArtFestival」の母体WallArtProjectが発展的なプロジェクト「ノコプロジェクト」を始動しました。

2009年に始まったWallArtFestivalは、学芸大学の学生さんたちが資金を集めインドの最貧困層の居住区に学校を建てたのが種になっています。箱は出来たが、中身に関わらずして・・・という発想が素晴らしい。様々な経緯を経て、アーティストも観客も夢中になれる学校を舞台にした芸術祭「WallArtFestival」は開催されました。こどもたちの学ぶ学校で、アーティストが滞在しながら「壁があれば絵は描ける」を実践しフィスティバルを開催するまでのプロセスを共有すること、そしてアートの力、それはこどもたちに「未来」を考えるきっかけを与え、関わるおとなたちにも「学校」という学びの場を認識してもらう機会になったそうです。
3回目の2013年から場所はマハラーシュトラ州、ガンジャード村に移されました。
精霊信仰を持ち、素晴らしく抽象化された絵を描く少数民族ワルリの村。初めて滞在した時、沖縄の波照間島や竹富島で過ごした日々を思い出すような、自然とひとの暮らしが共存した時間の流れを感じました。

村の人々が歌い、踊り、稲作をし、ヤシの木やブーゲンビリア咲き乱れる平野に木造の家が点在する様子に、なぜか懐かしさを感じたのは、わたしが沖縄の島で暮らした経験からだったのかもしれません。
また心惹かれたのは、WallArtFestivalの運営を支えてくれてきた心優しい青年たちが、ITを駆使する一方、狩猟をし、食や暮らしの生産的な活動にも実践的な知恵を持っていること。息子を丁稚に出したい(笑)と思える逞しさ!

前置きが長くなりましたが、始動したばかりの「ノコプロジェクト」、建築、インテリア、エネルギー、食糧、医療、アート、デザイン、様々な分野のひとが関わって、あたらしい学びの場を創る試み。(密かにそれを繋ぐ大事な要素はデザインだと思っている)
学びというのは、本来学問ばかりをさすのではなく、「生涯学生」「一生勉強」などよく言われるように、内省的な学びも多分に含んでいると捉えています。日本が失いかけている自然と共生してきた家つくり、生きる知恵などを、ワルリ族から学びつつ、その先を考えてゆくプロジェクトです。
WEBやコンセプトワークなどで参加していますが、危機感や課題を共有できる他分野の方々とディスカッション、アイデア出しはまさにデザインワークの面白いところ。
将来に見据えている日本の青少年が滞在できるアコモデーションのかたちも、家作りからはじまるこれからのプロセスの中で、おのずとみえてくるのではと期待しています。

WallArtFestival:http://wafes.net/index2.html
ノコプロジェクト:https://www.facebook.com/nocoproject
ノコプロジェクトの公式サイトは制作中です。

*******************************
デザイン教育研究会で、ディレクターのおふたりにお話を伺います。
ぜひたくさんの方にご参加いただき、教育プログラム、プロジェクトの観点からも意見交流、ご助言いただければと思います。

デザイン教育研究会 2014年度_vol2
テーマ 「自然との共生:持続可能なまなびのかたち」~アート、デザインは何が出来るのか
発表者 おおくにあきこ 浜尾和徳(NPO 法人 Wall Art Project 統括ディレクター/ ディレクター 兼 コーディネーター)
日時  2014 年11 月21 日(金) 18:00 ~ 20:00
会場  女子美術大学 杉並キャンパス 1 号館2F 1201 セミナールーム
参加無料・申し込み不要です。
http://jssd.jp/modules/bulletin/index.php?storytopic=7
by book-tokyo | 2014-11-11 12:01 | design&...
「まなびのかたち、おしえのかたち」vol.2
「デザイン教育研究会 2014年度_vol2」のご案内です。

今回は母校での開催です。
100周年を迎えたあと、新築された校舎のセミナールームはわたしも初めて利用します。
ぜひお誘いあわせてご参加ください!

主査の金子先生から、昨年からぜひお話を伺いたいとリクエストいただいておりました。今年度のテーマに添って、私も2013、2014年にボランティアでお手伝いさせていただいているWall Art Projectについて、講師予定の浜尾氏が渡印する直前にと、急遽開催が決まりました。
正確にいえば、11月19日に渡印予定だった浜尾さんから21日であれば延期可能だとお返事いただいた瞬間、では21日に!となった次第です。
ありがとうございます。

今、これからを提示してゆくアーティストたちと、たくさんの志高いボランティアとインドの小さな村で開催されてきたアートフィスティバルのこと、インド人青年スタッフの成長、新しいプロジェクト「ノコプロジェクト」(ノコ=もう十分、ストップ)について、お話を伺います。
この活動自体が社会的な芸術活動ともいえるかもしれません。
誰からの要請でもなく、主催のおおくにさん、浜尾さん始め、関わるひとたち自らが欲する初動によるアート的な行為でもある一方、インドという異なる価値観の国のひとたちと造り上げてゆくフィスティバル、学びの場は、私個人的には柔軟で芯のあるデザインプロセスがあると思っています。
いつもの報告会とはまた少し違った方向から、WAPの活動、現地スタッフとの恊働について、新しい学びの場についてのビジョンなども伺えたらいいなと楽しみにしています。


*********
今年度の研究会の共通テーマは「まなびのかたち、おしえのかたち」です。
デザインの分野に限らず、時代とともに学生の気質も変わり、社会のニーズに即応しながら教育現場の考え方や授業の内容、スタイルも色々変ってまいりました。

今回は、インドの少数民族が暮らすちいさな村で日印共催アートフィスティバルの企画開催、現地で伝統的な家作りを通して、共に持続可能な自然との共生を模索する学びの場作りをスタートしたWall Art Project 主催のおふたりをお招きします。インド、日本の若者がインドでどんな学びの場を得たのか、またデザインやアートは何ができるのかなど、ユニークな実践を中心にお話を伺います。教育部会主査/金子武志

テーマ 「自然との共生:持続可能なまなびのかたち」~アート、デザインは何が出来るのか

発表者 おおくにあきこ 浜尾和徳(NPO 法人 Wall Art Project 統括ディレクター/ ディレクター 兼 コーディネーター)
日時  2014 年11 月21 日(金) 18:00 ~ 20:00
会場  女子美術大学 杉並キャンパス 1 号館2F 1201 セミナールーム

ウォールアートプロジェクトは2009 年に設立以降、インド農村部3 か所(ビハール州ブッダガヤ、マハラシュトラ州ダハヌ、ジャンムーカシュミール州ラダック)、日本では福島県郡山市、栃木県さくら市にて、アートプロジェクトを展開してきました。
活動の目的は、地元の人々と協働しアートプロジェクトを展開することで、アートの力を人々に伝えること。自由性、平等性、人と人をつなぐ力…アートはたくさんの力を持っているということを、アーティストと共に示してきました。 
インドでの活動では、学校で芸術祭を開催することで、識字率が低い地域の学校に通っていない子どもとその保護者が学校に足を運ぶきっかけを作ることも目的です。プロジェクト後、新しく学校に通い始める子どもが50 人~100 人増えるという現象も起きています。「何かをやり遂げる自信がついた」「絵を描く、踊る、歌う…表現することが好きになった」など、子どもたちの内面的な変化も引き起こされます。外部からのボランティアと地元の有志が芸術祭を作り上げていく過程で様々な垣根を越えた交流が生まれることも、このプロジェクトの特徴です。 
新プロジェクト・[ Noco Project ノコプロジェクト] ノコ=ワルリ族の言葉で、「もう十分、ストップ」の意 インド西部に暮らすワルリ族。ジャングルに囲まれた村で生きる彼らは、そこで採れる土と木材に牛ふんを効果的に使った家作り文化を持ちます。
彼らの伝統的な家作りと、日本のデザイナーの知恵を融合させ、持続可能な家のモデルを創出するプロジェクトです。「家」は日本や海外の青年たちが持続可能な社会、ローカリゼーションを模索し、学ぶ拠点として機能します。
今回は、ウォールアートプロジェクトのこれまでの実践・活動をご紹介すると共に、新しい試みについてみなさんと対話できる機会になることを願っています。


おおくに あきこ(統括ディクター)
東京生まれ。フリーライターとして、女性雑誌を中心に、インタビュー、旅行、ブックレビューなどを執筆。フランス、英国、オーストラリア、中国、ベトナムなど海外派遣も多数。執筆の傍ら、有限会社ブルーベアのエグゼクティブ・アートディレクターとして制作物を統括。
アートディレクションの経験を生かし、2010 年から特定非営利活動法人ウォールアートプロジェクト理事長に。インドの片隅から発信する国際的芸術祭「ウォールアートフェスティバル」をオーガナイズ。

浜尾和徳(ディレクター 兼 コーディネーター)
1985 年、福島生まれ。東京学芸大学卒業後、アルバイトを経てニランジャナスクールのボランティア・コーディネーターとしてインドへ。 滞在中、ビハール州マガダ大学で労働・社会福祉学を修了。
okazu の愛称で呼ぶインド人の友人多数。ヒンディー語を話し、 ウォールアート・フェスのために、インドで実行委員会をがっちり組織。
Wall Art プロジェクトの要的存在。現在、先住民族ワルリ族の村で暮らし、彼らの文化に親しみつつ日本と繋いでいる。

毎年3~4回のペースで実施されるこのデザイン教育研究会は、幼稚園から大学・専門学校に至るデザインや造形教育に携わる先生方をはじめ、デザイナー、クリエーター、研究者、学生など、様々な立場の方々が交流できる自由な場です。
教育現場に携わる先生方やデザイン、教育に関心のあるデザイナーや作家、学生の方々など、お誘い合わせの上どうぞ、多数の参加をお待ちしております。本研究会はデザイン学会の所属に関係なく、予約不要、どなたでも自由に参加できます。

【会場へのアクセス】 
前回と会場が異なりますのでご注意ください。
女子美術大学 杉並キャンパス 北門入口1 号館ガレリアニケ・歴史資料展示室2F
〒166-8538 東京都杉並区和田1-49-8
東京メトロ 丸ノ内線 東高円寺駅 下車 徒歩8 分
地図:http://www.joshibi.ac.jp/access/suginami


*日本デザイン学会教育部会公式Webページでも最新ニュースをご覧いただけます。
http://jssd.jp/modules/bulletin/index.php?storytopic=7

*WallArtProject活動
・Wall Art Festibal HP
http://wafes.net
・Earth Art Project HP
http://earth-art.info/
・noco Project
https://www.facebook.com/nocoproject?hc_location=timeline
by book-tokyo | 2014-10-27 04:25 | design&...
「まなびのかたち、おしえのかたち」
デザイン教育研究会2014年度_vol@日本大学芸術学部
「まなびのかたち、おしえのかたち」週末に無事に終了しました。
細谷 誠(日本大学芸術学部デザイン学科 准教授)先生の発表、参加されたみなさんとのワークショップ、参加者からの感想や質問がおわりなく続くような、頭も心もいっぱいになる3時間でした。
ご案内が遅れてしまい、参加できなくて残念だったとお声かけいただいているので、感想少し、メモ。

細谷先生、実はわたしが憧れてきたアーティスト、デザイナーである藤幡正樹さん、永原康史さんに師事された同世代です。教育学からはじまり、メディアアート、インタラクションデザイン、コンピュータインタラクションなど、
横に並ぶと多くの方は?の領域に場を創りながら、これからの壁のない「デザイン」教育を提案されていらっしゃる。
「インタラクションデザイン」と聞くと、デジタルの入出力が関わるように感じるけれど、さかのぼると、どう作るのか、何を作るのか、さらに「人に共感し、本質をとらえて言語化する」行為の繰り返しを行う手法そのもの、とも言えるのではないかと捉えてみた。

教育のイノベーションのゴールは、新しい「まなび」のかたちをつくること、つまり、それが「おしえ」のプロフェッショナリティだとおっしゃる細谷先生。
研究会のスタイルとしては初めての、2回のワークショップは斬新でした。
さすが、あたらしい学びのためには、物理的に新しい場がなくては・・・

1. 1枚の写真を観て、気づいたことを何でも良いのでポストイットに書き出す。3分間。
出席者の多くはデザイン、教育関係者だったということもあり、3分でやまほど集まった気づきを3名ひとくみになり、分類した。
「オブザベーションからイノベーションのニーズを知る」
2. イノベーションのゴール設定=物理的な教室の構造を変えるアイデア
ワークショップ1で観た写真は大講義室のような場所で、アート系のワークショップを企画する演習授業だった。
あるひとの、あることに共感し、何が必要であるのか想いながらアイデア抽出をする行為として、各自A4サイズの紙にアイデアを書き出した。
これも3名ひとくみになって、ベストアイデアを発表した。

それぞれ、ワンクルー行っただけで、真剣に議論&検討すべき点が数多くみえてくる。
これを繰り返す。IAMASの手法にもあるインタラクティブ・スケッチの例が提示されて、自分で描く→別の人が意見を言う→加えて描くを繰り返すことの提案は、絵が描ける美術大学生に対する授業にも意味があると感じた。
プロダクトでいえば、「ラピッドプロトタイピング」(ダーティープロトタイピング)つまり、まずつくる(ラフに)、構造やデティールを検討することを繰り返し、アイデアをかたちにする方法が紹介された。

わたしがメーカにいた時代にも、アドバンスデザインのパートでは、『抽出された「本質」からの「デザイン」=本質(ユーザーニーズ、メンタルモデル)に適したモデル(フォーム、グラフィックシステムなど)のデザイン』(細谷先生)が、試みられていて、とても共感を覚えていた。
『実験から実現へ、人的要因から技術的、経済的要因へのデザイン思考』とおっしゃっていたことを改めて捉え直すと、メーカーなどはバブル崩壊後アドバンスデザインに投資できなくなった時代を経て、改めて本質をかたちにするデザインセンスを求めているのだろうと感じた。

参考にあげられた書籍
1、「クリエイティブ・マインドセット」デイヴィッド・ケリー (著)
2、「オープンデザイン ―参加と共創から生まれる「つくりかたの未来」 (Make: Japan Books)

以上
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さて、この図書は「創造性に対する自信」があれば”人間はみんなクリエイティブだ!”と語り、「創造性な人と、そうでない人の違いは「自分が創造的であると思うがどうか」であり、そう思っていれば、そうなれる。」などなどと記載されている。
一方、FabLabや3Dプリンタの登場で、いつか誰でも使いこなせて、思い通りのかたちを生み出すことができるようなイメージを与えている。
けれども、DTPの登場で、みんながグラフィックデザイナーになれても、すてきなデザインが溢れたわけではないように、3次元にある立体にたちはだかっている「きれいなかたち」を自由にあやつり、モノ化することのハードルは、さらに高い。
コンセプトワークと、かたちをつくることは、ますます両者の隔たりは大きく、専門性も高くなると想像する。
「まさに物理的なことを考えなければ、新しいことはできない。」どうでしょうか?と問いかけられて、たくさんの宿題を受けた夜。(宿題ばかり・・・)
by book-tokyo | 2014-09-22 02:23 | design&...
本日「まなびのかたち、おしえのかたち」デザイン教育研究会
過日、台風の影響で延期となった「デザイン教育研究会 2014年度_vol」が本日開催されます! とても興味深く、楽しみにしていました。                                             
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テーマ 「まなびのかたち、おしえのかたち」
発表者 細谷 誠(日本大学芸術学部デザイン学科 准教授)
日時  2014 年9 月19 日(金) 18:00 ~20:00
会場  日本大学芸術学部 江古田校舎西棟1階 共同アトリエ

「まなびのかたち、おしえのかたち」のテーマのもと、美大デザイン学科の現在、特に「ものづくり」に関わる状況について共有することを目的としたいと考えます。
 デジタル・ファブリケーション、パーソナル・ファブリケーション、ソーシャル・ファブリケーション…、FabLab やMaker ムーブメントの台頭や、町工場における「ものづくり」の新しい動きに象徴されるように、エンジニアリングやマニュファクチャリングのシーンは社会的な革新に進んでいます。
 近代以降の「ものづくり」は設計と製造に分離され、その前者の領域とされてきた「デザイン」にも、その再考が求められて久しく、「デザイン」自体の本質的な革新が喫緊の課題となっている状況です。「デザインの再考」は生活におけるひとつの本質―人間にとって本質的に必要なものを自分たちでつくる―をあらためて考えることから始まるのではないでしょうか。
 こうした社会的革新を考える領域として、「デザイン教育」ひいては広義の教育の役割を浮かび上がらせる必要があります。革新に対応する普通教育、それらを先導するデザイン専門教育、そして、そのプラットホームとしての新しいまなびの場の構築が目標となります。こうした文脈で「まなびのかたち、おしえのかたち」を考える機会としたいと考えます。
 その題材として、日本大学芸術学部デザイン学科インタラクションデザイン分野の活動を紹介します。2012 年度の学科カリキュラムの刷新から3 年目を迎え、専門教育として本格的に始動し、新しいデザイン教育の実験に取り組んでいます。ワークショップなどの新しい「まなびのかたち、おしえのかたち」自体を考える「アートと教育」の授業。観察・共感・本質から導かれるデザインや新しいデザインプロセスを実践する「インタラクションデザイン」の授業。さらには授業外のプロジェクト(ネットワーク配信による「ものづくり」授業の運営など)も含め、新しいデザイン教育の実験の現在を纏めます。


【会場へのアクセス】 
日本大学芸術学部 江古田校舎 〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1 
http://www.art.nihon-u.ac.jp/access/
西武池袋線各駅停車にて江古田駅下車 北口より徒歩1 分
都営大江戸線  新江古田駅下車 徒歩約12 分
関東バス JR 中野駅~江古田駅(10 分間隔で運行)乗車時間15 ~20 分


毎年3~4回のペースで実施されるこのデザイン教育研究会は、幼稚園から大学・専門学校に至るデザインや造形教育に携わる先生方をはじめ、デザイナー、クリエーター、研究者、学生など、様々な立場の方々が交流できる自由な場です。
座談会の形式を予定しておりますので、教育現場に携わる先生方やデザイン、教育に関心のあるデザイナーや作家、学生の方々など、お誘い合わせの上どうぞ、多数の参加をお待ちしております。本研究会はデザイン学会の所属に関係なく、どなたでも自由に参加できます。

問合せ 日本デザイン専門学校 金子武志(教育部会・主査)
TEL03-3356-1501 E-mail kaneko(at)ndc.ac.jp
by book-tokyo | 2014-09-19 00:49 | design&...
宮城デザイン事務所 お別れ会
宮城デザイン事務所 お別れ会
5月6日(火)〜12日(木)
15時〜19時
宮城デザイン事務所
港区南青山3-13-13丹野ビル201

去る3月24日に亡くなった、プロダクトデザイナー・ディレクターの宮城壮太郎さんの事務所お別れ会のお知らせ。この空間に、多くのヒトが入って、出て、出会い、語った。事務所には宮城デザインの数々が展示されるそうです。お別れしたくないけれど…心の中に仕舞いにゆく。
by book-tokyo | 2011-05-05 23:45 | design&...
iPhone4_こどもの探検力と迷い道
iPhone4も、危機にさらされている!
というのは、私の2台目のiPhoneのこと。1台目は、すいれんに囓られて「水濡れ」マークが表示、ついに故障(有償修理は25000円です)…。様々な機能が使えないものの、メールとブラウジングのみ使用していたのですが、耐えられず2年に満たないうちにiPhone4に買い換えたのです。iPhoneユーザのみなさま、ちいさなお子さんにご注意ください。何故か、おさない子が囓りたくなるカタチなようで、気付いたら囓っている…ということが何度かありました。
ところで、iPhone4の充電兼用でBOSEのコンパクトスピーカーを使っていますが、とても便利です。オーディオは、格好のおもちゃになってしまうことを危惧して、iPhoneを充電中のみ機能するスピーカーを選択して正解。あとはアンテナが折れて(折られて)壊れかかったムジルシの小さなCDラジカセ(苦笑)が、リビングの音源です。道具は触れながら覚え、分解しながら理解するもの…という両親の考えから、壊されては困るものは置かない、それ以外は自由にどうぞ…としている中で、iPhoneの扱いが一番難しい。すでに、すいれんは、パスワードロックさえ解除されていれば、かなり自分が思うように使いこなせるようになっています。そこで気付くのは、YouTubeなどの閲覧設定。ブラウジングはまだまだ自分ではできないですし、画像やiTunesも保存されているコンテンツやアルバムを選ぶ程度…ところがYouTubeは簡単に「おすすめ」などのメニューから思わぬコンテンツにアクセスできてしまい、驚きます。真剣に調べれば、あれこれ対策方法は探し出せそうですが、今後の大きな課題です。
情報を選ぶ感覚を身につけつつ、自分自身で価値判断してゆけるようになって欲しいので、やみくもに規制はしない…と考えていますが、幼い子にはまだまだ大切にしてほしい世界観があります。
ペアレンタルコントロールの設定などは、案外ややこしいもの。手遅れになる前に、色々と勉強が必要そうです。みなさんは、どうされていますか?
by book-tokyo | 2010-12-30 06:06 | design&...
久しぶりの白熱談義?
どの現場にも、その現場なりのテーマがある、参加するたびに刺激を受ける研究会です。今年から大役ながら運営のお手伝いをさせていただくことになりました。本日の発表は、多摩美術大学の小笠原先生による「夜間開講美術大学における基礎造形教育の現場から…8週間で学ぶ平面構成」(デザイン学会・教育部会定例勉強会)
配布資料だった授業用レジュメのしっかりとした内容にまず驚愕。そして毎回の授業に必要な道具や購入価格の明示、スケジュールの明示にさらに驚いてしまいました。まちまちなバックグラウンドを持った学生に、いかに造形基礎、基礎デザインを教えてゆこうかという工夫と試行錯誤が垣間見られました。1年生に対する課題とはいえ、トーナルカラー(色紙のようなもの)、製図ペン、クリエイションパット、その他今の私には懐かしい画材や道具を駆使して(その使い方もきちんと教員が教える)、色やかたちについての造形トレーニングが主な目的といったところか。
事例としてみせていただいた「「インポッシブル」なかたちを作る」が印象に残っている。正六面体を平面上に描き、そのメッシュを消したり加えたりしてかたちをつくる。エッシャーのだまし絵のようなイメージです。
着彩はトーナルカラーを切り貼りして構成する。さらにバリエーションを製図ペンで線描きし、クリエィションパットにバランス良くレイアウトする。パソコンは、パソコンは…と引き合いに出されますが、結局パソコンを使っても、白紙からどのくらいのドキュメントを創れるのかは、こんなアナログな造形体験次第なのかもしれない…と改めて思いました。

後半、数人の先生方と盛り上がったこと。義務教育の「デザイン」や「図工」の授業では、「美しい、良いデザイン」をする、創るヒトを育てることを目的にするなんてナンセンス、「美しい、良いデザイン」だと判るヒトを育てる教育プログラムが必要なんだということ。最近は常にそれを念頭において仕事しています。
美大生のためのパソコン運用、コンピュータ教育も同じ。パソコンを道具として使いこなせるようになる以上に、それを通じて学べることは「コミュニケーション」だということを、伝えてゆきたいと思います。向こう側の作業、次のプロセスを想像できる力、大切じゃありませんか。
by book-tokyo | 2010-12-04 02:18 | design&...