ayako tsuboyaのブログ
by book-tokyo
engawa
2008年、とりとめなく続く毎日に、こどもの視線や息づかいが加わりました。
そこに在ることをどのように見出すかによって環境や認識、はたまた自分自身と生き物の在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。
アート&デザインwithサイエンスの日々のメモ。

暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。


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カテゴリ:in art in science( 38 )
講演会のお知らせ[第186回aacaフォーラム]
20代から師匠と仰ぐ、石垣健氏(造形作家:画期的な造形教育、理論を模索・創造されてこられた)の講演会があります。
3Dプリンタの普及、カタチの生成プログラムの共有化が進む昨今、カタチを模索し、特権的に創造してきたアーティストや作家は、新しい発想法や楽しみ方の提案や共有を迫られているように思います。
石垣さんは、楽譜があることで今、未来のアーティストが楽曲を再現できるように、形譜があることで今と未来の造形作家が表現を楽しめることを夢みていらっしゃるのではないでしょうか。
そこには、利権や特許から解放されたアートという側面と、創造者の権利を守る法や仕組みの整備といった面からの課題があるように思います。

ピアノと同じように、3Dプリンタもお蔵入りする家庭が増える日が来るかもしれません。。
ただ、何より、訓練をつんで思うような造形(音楽)を創り出せる喜びは、代え難いものがあると私は思います。ここには、たくさんの思考するべきテーマが潜んでいます。

これまであったようで、整理されていなかった新しい造形デザイン(適切な語彙がみつかりません)の概念をぜひ共有していたける機会です。ぜひお誘いあわせてご参加ください。
(以下、長文になりすみません)

[第186回aacaフォーラム]
形を奏でる記譜のすすめ-リズム、プロポーション、モデュールを科学する-石垣 健(造形作家)
 第186回のフォーラムは、当協会会員COMA DESIGN STUDIOの石垣健氏の講演です。 講演にあたり、石垣氏より「“図面”は空間や立体のイメージを手頃な平面に投影した“形譜”。博物学は古来より自然の形の形式的分類を試みてきた“形典”。
CGのメッシュデータやBIMなどは、前世紀末にやっと普及が始まった新しい“形譜”の仲間…と見なせば、“音楽”の“楽譜”の様に、“形を奏でる”ための“記譜”はどうあるべきなのでしょうか?作品のスライドを実例に、これからの『形典・形譜』のありかたと美的形式の離散性について語ります」と寄せられています。
日  時 平成27年7月28日(火) 18時00分~20時00分
会  場 AGCスタジオ
東京都中央区京橋2-5-18 京橋創生館2階 (地図)
講  師 石垣 健(造形作家)
参 加 費 講演会 2,000円 / 講演会+交流会 3,000円
定  員 50名

申込方法
参加希望の方は 御手数ですがファクス、E-mail にて氏名連絡先記入の上又は電話にて7月21日(火)までにお申し込みください。定員になり次第締め切りとさせていただきます。
・ お申込先:(一般社団法人)日本建築美術工芸協会 事務局宛  TEL:03-3457-7998 FAX:03-3457-1598  E-mail:simpo@aacajp.com
・ 記載事項:氏名/ご連絡先(勤務先)/E-Mailアドレス/お電話番号
※ファックスでお申し込みの方は、頁左上の"リーフレット(PDF)"をプリントして、必要事項をご記入の上お送りください。
※ご記入頂いた個人情報は、名簿作成及び aaca 行事・講演会等のご案内以外使用致しません。

(aaca(日本建築美術工芸協会)HPより)
http://www.aacajp.com/schedule/forum/
by book-tokyo | 2015-06-30 15:41 | in art in science
Richard Paul Lohse
Richard Paul Lohse
透明感のある色彩構成、繊細でかつ大胆な力強い作品に目が留まったのはいつだったか…無意識に影響を受けている。

『構成的ポスターの研究』(2001 中央公論美術出版)は、それまでぼんやら好きなアーティスト、好きな作品を眺めていたわたしに、世界の地図を示してくれた。

さらに、ふと入手した展覧会のチラシで、初めて体系的な造形デザインの仕事を残したローゼのなまえを認識した。

本腰入れて、自然から学ぶ造形パフォーマンスについて真摯に取り組みたい。
もう5年も経ってしまった…
断片的に家事や育児、大学やデザインの仕事やらの合間にすることじゃないと知りながら、やめられないので続けている。ライフワーク。

科学者の研究著書は面白く、また未知への想像力をかきたててくれる。その先に、自然から学ぶ姿勢がみえることも正しいように思う。

2004年に刊行された『リヒャルト・パウル・ローゼの構成的造形世界』
一方で、草深幸司先生が中心になってまとめられたこの研究は、科学的でありながら、対象はひとりの人間、思考様式である。改めて、その向こうに人間がいるテキストを読んでみるとどうだろう。
勘を頼りにしてきた。
テキストや図版をインプットしても、アウトプットはいつも抽象になるわたしの脳みそ。かたちにできるかな?
by book-tokyo | 2014-05-17 07:52 | in art in science
かたち創造の百科事典
『かたち創造の百科事典』(丸善出版)、約2年越しで刊行されました。
http://kw.maruzen.co.jp/nfc/featurePage.html?requestUrl=katachisozo/

自然の中に人間が見出す様々なルール、それを論理的に応用したかたち・・・。
頭の中にひらめき、ふんわり浮かんだ、気になるかたちの源を探す道しるべ的な事典になるのでは・・・と期待しています。
なにより、ただページをめくり、立ち現れる想像を絶するかたちの世界に心奪われる時間が今から愉しみなのでした。
「かたち創造の実践」の[5.アート]項に、恐れ多くも1項寄稿させていただきました。(コンピュータ・リソグラフィ[坪谷彩子])
自費出版でない原稿は初めてだったので、少しだけ嬉しいです。
コンピュータ・リソグラフィのユニークなかたち表現について、試行錯誤続けています。

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by book-tokyo | 2012-11-21 03:23 | in art in science
『カスティリオーニの教室』
新宿の森の畔の「ラ・ケヤキ」にて、すてきなワークショップのお知らせが届きました。
アッキレ・カスティリオーニの仕事は、ほんの一部しか知らない(勉強不足)のですが、半ば人生の師。近くて遠いこの天才への憧れは学生時代に初めて彼のアイデアスケッチを観てから変わりません。
そのカスティリオーニに、尊敬する西村佳哲さんがインタビューされたなんて、凄いことではないか。日本にカスティリオーニを紹介し続けていた多木陽介さんのワークショップと、西村×多木さんのトークセッションなんて・・・。
ぜひ駆けつけたいものです。今月は後半に穂高でのWSにも参加予定なので、自制しますが・・・。

まだ申し込みができるようですね。
デザインに興味をお持ちの学生さん、カスティリオーニ的物の観察、その視点に惹き寄せられているどなたにもおすすめしたくて、つい投稿しました。

ぜひ下記リンクをクリックしてご覧ください!
Living World(西村佳哲さん+西村たりほさんHP)記事から・・・
「前半は多木さんを中心に約3時間、「カスティリオーニ流の〝物の観察ワークショップ〟」を。
十数年前、僕は取材でカスティリオーニのスタジオを訪ねました。多木さんは通訳。二人ともカスティリオーニに直に会うのは初めて。で、インタビューそっちのけで始まった彼の講義が、とてつもなく面白かった。このプログラムはそこに端緒を持つものです。
夕食(各自持参)を挟み、つづいて後半は僕と多木さんのトークセッションを中心に、「僕たちの先生」というようなテーマで。」

「カスティリオーニの教室」
http://www.livingworld.net/121020w_taki/
by book-tokyo | 2012-10-11 13:50 | in art in science
日比谷カレッジ「植物の美を読み解く ~アートとサイエンスの出会い~」
今夜参加したのは、デザイナーの田中千絵さんが植物をアートの視点で取り上げ、理化学研究所PSC細胞機能研究チームの杉本慶子チームリーダーが、科学の視点から植物・細胞の形づくりを解説されるユニークな講座。
ちなみに会場の日比谷図書館は、昨年秋に竣工したとても綺麗な設備。夜22時まで開館という素晴らしい図書館でした。
講座の冒頭、田中千絵さんがそのデザインワーク紹介のあと、いかに多肉植物や、植物の美しさに惹かれていったのかを熱弁。グラフィックデザインのワークフローやアイデアソースについてのお話は専門外の方にも判りやすいだろうプレゼンテーションでした。
日本の伝統的な色や紋様には、植物由来のネーミングやモティーフが多用されており、改めていにしえの人々がいかに自然をよく観察していたのかを実感しました。
その後、杉本慶子さんからは、植物の細胞、遺伝子の働きを特定する研究についてプレゼンテーション。多くのヒトには手も目も届かぬような電子顕微鏡で覗いた植物の細胞写真は、ともかくそれだけでたいへんインパクトのある視覚的情報。未知のビジュアルという意味では自然のかたちを視覚化したアート作品と言えるのではないかと感じるほど。
10年ほど前に、理化学研究所から提供を受けた研究成果を示す写真画像をもとに作品制作させていただいたことがあり、忘れかけていたその時の感動…"目では見えない"世界の面白さを思い出しました。
今回紹介されて印象に残るのは、バジルやラベンダーの葉の裏を電子顕微鏡で拡大してゆくと見える細胞、"匂い玉"の様子など。例えばバジルの葉の裏…ちょこんとタワーのようなものの先端にまぁるい匂い玉が乗っかっている様子は、モノクロ写真ながらとても可愛らしくて人智を越える造形美。
その他にも、"ハカラメ"(ネーミングからして、すでにギャグのよう)はなぜ葉の先から芽が出るのか?(Meelimn Shinha(UC Davis))の研究で、「子宝ベンケイ」について芽が出る細胞の遺伝子が特定されていることや、植物界のモルモットと異名のあるという"シロイヌナズナ"の可愛らしい"トライコーム"という毛が、何故特定の場所から一定の長さだけ生えるのかについて…など。杉本チームが解明した、ある特定の遺伝子が成長を抑制する機能があることについては、近々プレスリリースされるそう。杉本さん10年来の研究成果だそうです。
最後に株式会社竹尾提供の「竹」や「ビールホップ」などを原料にした紙を使って、参加者が思い思いの植物紋様を描くワークショップが予定されていましたが、今回は残り時間も少なくなり…10分ほどで参加者が印象に残るかたちを切り絵して作品に仕立てました。WSのファシリテーター的存在がいなかったため、参加者は野放図…やや拍子抜けしました。
とはいえ講座の内容が新鮮な間に、切り絵を作成できたことは、企画者の思惑通りわたしにとっては愉しい思い出となりました。このように、ある出来事をことばで記憶してゆくよりも、感情や身体感覚も含んだ表現で残すことで、より一層振り返りや捉え直しができるのだと実感。
ともかく、ユニークな企画ながら参加者はみな真剣。そんなとてもよい雰囲気の中、むんむんとアートサイドから、サイエンスサイドから、植物のかたちを観察してゆくことがたいへん面白かった時間でした。脳みそが耕されました!

その後一緒に参加した保育園ママ友とちょこっとご飯。脳の体操のあとのビールは美味しい。育児や家事と仕事の切り盛り話に混ざりながら、今回のWSの感想や、酵母、アフォーダンス、プロセスから創造する面白さなどなどで会話は盛り上がりとても愉しかったのでした(ありがとう)。こんな身近にこんなヘッジな会話を愉しめる友がいたなんて、ほんとうに嬉しい夜でした!

講座の中で印象に残ったかたちを切り絵ワーク。どちらも実際のかたちとは違います(笑)
左:子宝ベンケイ 右:バジルの匂い玉
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by book-tokyo | 2012-10-04 02:31 | in art in science
「自然のかたち・みて・つたえよう」チラシ出来ました
女子美術大学夏のアートセミナーで企画している、「自然のかたち・みて・つたえよう」〜アート表現で伝える・デザイン入門」の自主企画チラシを作成しました。
スクラッチブックの中に探検に出かける3日間。
スクラッチブックはどんどん厚くなってゆき・・・旅は続いてゆくのです。

実は、夏のアートセミナーは、一定の参加希望者数がないと開催されません。この数年、相模原校地で不開講となった講座は多く、せっかくの企画が残念なことです。
そのようなこともあり、これから自主企画チラシの配布活動もしたいと思います。
こんな講座があったら、一緒に体験してみたいと私も思う「自然のかたち・みて・つたえよう」〜アート表現で伝える・デザイン入門〜です。

お目にかかれることを愉しみにしております!
ご興味持たれる方へご紹介いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

*画像をクリックしていただくと、book-tokyoサイトのPDFファイルにリンクしています。
*申し込み詳細についてのテキストは6月27日投稿の記事もご覧ください。


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by book-tokyo | 2012-07-02 11:30 | in art in science
東芝科学館:「自然観察からアートへ」
6月12日(土)に開催された、東芝科学館での「自然観察からアートへ」の報告です。

科学芸術学際研究所ISTAが担当している5月、6月、8月(イベント共催)、9月のイベントアラカルトというコーナーです。東芝科学館には小向東芝少年少女発明クラブや東芝科学館友の会会員(2012年度で終了だそうです)などもあり、館内には親子で熱心に展示や模型を観る姿が多くありました。夫が小学生の頃に社会科見学に来たこともある(!)という歴史の長い科学館です。
ワークショップへ参加される親子さんも科学好き?いえ未来の科学者でしょうか、ワークショップの主旨が理解されると同時に、さっそくその意図をさぐり、手を動かしながら真剣に考察されている様子は、美術造形的なアプローチとは異なるなぁと刺激を受けました。

今回は材質の異なる素材に、絵の具をのせて刷りとるという版画を作成するWS。葉っぱや貝殻をよく観察して、スケッチしたあと紙を切り抜き描写しました。
キッチンペーパーや越前和紙、キッチンシンク滑り止めなど、水に濡れやすい、濡れにくい素材の違いを活かした版を作るのがポイントでした。

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ワークショップでは、最初に葉や貝殻の螺旋に似たかたちのものをスライドでみて、かたちの成り立ちを確認。簡単なワークシートで頭の体操後にスケッチに取り組みました。
中途で高木隆司さん(神戸工科大学大学院教授)実演の「茅葺き屋根はなぜ漏れぬ?」の実験をみました。写真でも判るとおり、ストローと異なり「すすき」に水が伝って先端から落ちる様子に興味津々。「はい、もう少し下がって・・・」という台詞も聞こえたほど(笑)
実験のあと材料を選んで下描きにあわせて切り、張り、絵の具を載せるのですが、こどもたちにとって初めて挑戦する「版」をつくることは想像以上に難しいことが判りました。

地と図を意識すること、濡れる素材はインクを保有しますが、紙にうつす程度に湿らせるには、あまりゆっくり作業をしていると乾きだしてしまいます・・・。
版をつくる、色を刷りとる・・・たくさんの行程を短い時間に詰め込みすぎてしまったかもしれません。
とはいえ、貝殻や葉っぱをももとに、とても綺麗な色や面白いかたちをうつすことができました。
綺麗に刷れること、葉っぱや貝殻に「見える」ことよりも、作るプロセスを愉しみ、モチーフからどんなにユニークなかたちをひっぱり出せるか・・・楽しんでいただけたでしょうか!

最後は、実物投影機で作品を大きく見せながら発表しました。
次回は、ちゃんと刷りとれる仕組みつくりにもチャレンジして、より造形について考える機会を作れたらと思います。お楽しみに!
by book-tokyo | 2012-06-27 15:13 | in art in science
「自然のかたち・みて・つたえよう」参加大募集
今年も女子美術大学(相模原校地)でアートセミナーが開催されます。
私が担当するのは・・・

講座番号 / KF1「自然のかたち・みて・つたえよう」

4歳のお子さんからおとなの方まで参加いただけるデザインプロセスを学ぶ講座をご紹介します。
ぜひご参加ください!

講座番号 / KF1 自然のかたち・みて・つたえよう
講師 / 坪谷 彩子[全3回]
●開講日=8/20(月)、8/21(火)、8/22(水)
●開講時間=10:00~15:00(昼食時間を含む)計12時間
●受講対象者=レベル不問 
※中学生以下は保護者同伴(小学生・中学生はおひとりでの参加も相談してくださいね!)
●募集人員=20名

●受講料=(一般)22,500円、(卒業生)20,500円、(在校生)11,500円(内教材費500円)

●持参していただくもの=身の回りの自然や暮らしの中にある気になるもの、調べてみたいもの、興味のあるもの(受講対象の方に事前にご案内します)
画用紙、トレーシングペーパー、製本に使用する道具などを用意します。各自使いたい用紙や素材、描画や筆記用具、のりやはさみなどが必要な方は用意していただきます。まとめてゆきたい作品(絵本や冊子)によって、随時相談しながら進めてゆきます。

●アートセミナー 講座紹介Webサイト・・・ぜひクリックしてご覧ください。

お申し込みは下記アートセミナーのサイトまで☆
http://www.joshibi.net/occ/contact/
お問い合わせ TEL:03-5340-4646

*7月末までに条件人数(定員の8割)に満たない場合は不開講になります。
開講・不開講について、オープンカレッジセンターより連絡させていただきます。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

この講座では、参加者各個人が関心のあるもの、自然の中にあるモチーフ(葉や木の実、石、木の枝や花)や暮らしの中の道具などを持ち寄り、色々な方法で観察した結果を、絵本や冊子という形でまとめ、公開することを体験できます。
短い時間でもありますから、無理なくそのプロセスを感じられるような簡単な手法や技法を紹介してゆきます。完成した絵本や冊子(*)を、最終日にみなさんと鑑賞します。

3日間で自分の関心や興味に気づき、発見の驚きを伝え、誰かと共感する一連のプロセスを体験することが目標です。これは、日常生活の中で無意識にしていることのように思えながら、案外難しいことでもあるのではないでしょうか?そして、このプロセスを意識することが、さまざまなことに繋がってゆく”デザイン”はじめの一歩かもしれません。

暑い時期になりますが、10:00~15:00というゆったりとした時間設定ですので、気負わずに一緒にこのプロセスを楽しんでいただけたら嬉しいです。
ぜひ、心ゆくまで調べることを、たくさんの会話、考える、手を動かす時間をご一緒しましょう!
講師は、技法にとらわれず、CGや石版画、オブジェなどの制作をする一方で、学外での子ども向けワークショップ、女子美ではパソコンを使用したデザインワークやCG制作指導を担当しています。
本講座の中でも、参加者の年齢やできることにあわせて、パソコン・プリンタ・美術の技法、図書館利用などを取り混ぜて進めて参ります。

*4歳頃のお子さんから中学生以下の方は親子で1組としてご参加ください。

*絵本や冊子:市販されているような、完成度の高い絵本や冊子を製作することが目的の講座ではありません。
自然のモチーフや自然のしくみを観察することを中心に、絵本や冊子にまとめる内容を作るプロセスを重視した講座です。

image:4歳の息子が観察した葉っぱで紙版画に挑戦しています。
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by book-tokyo | 2012-06-27 11:23 | in art in science
実験から産まれるもの
初夏に、ワークショップの講師をさせていただくことになりました。参加しているISTA(科学芸術学際研究所)が受けた、東芝科学館での連続WSの第二回目。「自然観察からアートへ」(仮)ようやくレジュメとチラシ用画像を提出しました。
思い浮かんだイメージを絵に、物語にすることを少しだけ離れる実験を始めて、もう数年経ちました。造形譜(arsnote)という造形をかたちづくるプロセスの記述、またその記述された譜を再解釈することで新しい造形を可視化すること、などに取り組んできましたが、描き出すまでに大変な時間のかかる一連の造形制作に取り組んだこと、アウトプットの瞬間までコンピュータ上で行う作業であること・・・などなどからこのところやや足踏みしていました。
今回のWSは、手を動かし実験・考察することで気づきを得る、造形表現に結びつけるという点で、とてもすてきな運動になりそうです。
詳細はまだまだこれからですが、今回のWSでは、材料の「濡れ」具合を観察し、濡れる、濡れない部分を利用して自然のかたちを版画技法で表現してみようと思います。版画の中でも、特にリトグラフは科学反応によって石の表面に親油性・親水性をつくり、油性のインクを載せて紙に刷りとるため、木版や銅版画のように目で見ても判りにくい技法です。紙などの材料を、親水性・非親水性を意識しながら使い分け、新しい版画技法を試してみたいと思っています。

他に、幾何学形体を意識しながら作成する万華鏡WS、ポップアップブックWSなど、興味惹かれるWSも予定されています(私もアシスタントで参加予定です)
ぜひ親子でご参加ください。詳細はまたお知らせいたします。
実験やプロセスを重視して、ひらめきを捉えること・・・もちろんコンピュータ上での制作にも必須です。イメージトレーニング、会話でも、料理でも・・・日常の中でもどんどん出来そうです。
by book-tokyo | 2012-04-16 00:44 | in art in science
描いて探ること
フィリップ・ポール著「枝分かれ-Branchies」(2012年2月25日発行 早川書房)を拾い読みしている。ダ・ヴィンチにとって「自然を描くことと自然を理解することは分かちがたく結びついていた」という文章を当たり前のように感じていながら、ふと「理解すること」の意にひっかかった。
作者は、ダ・ヴィンチと異なり、多くの絵描きやアーティストは、樹木など自然の様子を描く時、多分に視覚的な記憶や経験則に頼っていると仮定している。科学的に言えばそれは「自然を理解すること」には結びついていないと言えるのか。そのとらえ方が明快で、改めて「科学的な理解」と「芸術的な理解」はプロセスが異なるだろうと感じている。
ふぅん、例えば繰り返し実験=手や身体を使って経験することで、ある法則=方法論を見出してゆくプロセスというのは、ダ・ヴィンチ流なのかな?今日の直感。
明日は「子ども講座」(町田市立版画美術館)の2回目。
3時間という幼児さん、小学生のみんなには少し長い時間ですが、ひとつのことに取り組んでみます。繰り返し色々な方法で葉っぱや自然のかたちを観察してゆく中で、今度はどんな表現が見つけ出されるのだろうかと、とても愉しみです。
ちょっと面白いのでやめられない「枝分かれ」読みながら、スライドを修正などしたり、至福のお散歩時間を過ごしています。
by book-tokyo | 2012-03-03 00:09 | in art in science