ayako tsuboyaのブログ
by book-tokyo
engawa
2008年、とりとめなく続く毎日に、こどもの視線や息づかいが加わりました。
そこに在ることをどのように見出すかによって環境や認識、はたまた自分自身と生き物の在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。
アート&デザインwithサイエンスの日々のメモ。

暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。


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子ども講座・広がる可能性
21日、町田市立国際版画美術館にてあった「子ども講座」無事に終了しました。「しぜんのかたちをみつけて、みよう」という恐れ多いタイトルで、果たしてどうなることやらではあったのですが、子どもたちの柔らかい想像力は怖いもの知らずだと実感した時間でした。これを小さなきっかけにして、日常的にみかける自然の見え方がより豊かなものになってくれたら良いなと願っています。
今回は、自然観察=実物の写生や模写から始まる美術教育の枠から少しはずれて、目に見えるモノのかたちを自由に解釈してみるという、6,7歳にしてすでにちょっぴり既成観念に捕らわれ始めた脳の柔軟体操をしてみました。モチーフはそれぞれが拾ってきたもの。スキャンニングしてから拡大出力したものを、トレーシングペーパーを重ねてなぞります。「葉っぱ」というと葉縁のかたちと葉脈が目に入りますが、なぞってゆくと細かくなった葉脈にもさまざまなかたちや方向、規則性があります。葉縁も、一見ただギザギザしているように見えますが、多くの葉は葉脈や基部と関連したかたち、規則性を持っています。トレペにペンやマジック、色鉛筆、ボールペンや鉛筆といった自由な画材でなぞってゆく作業は、自由自在に白い紙に描く作業と比べると地味で忍耐力のある作業。当初、しばらくの間のりが悪かった子どもたちも、お互いのアイデアを目の端で眺めながらだんだんと楽しみ方を発見していって、お終いには夢中になって声をかけても顔もあげない子もいました。短い時間の中で、「しぜんのかたち」について認識したり、発見があったりするところまで一緒にゆくことはなかなか難しいことではありますが、自然のものには属性を離れた「かたち」が在ることを感覚に記憶してくれたかなぁと、十人十色の出来上がったノート(トレースしたものを、さらに折りたたんでノートにしました)を見て思いました。楽しかった!

最後に、折りたたんで折り本状態にして改めてみると、葉縁も葉脈もさらにただの線、空間をわける線になっていって面白いのです。ぜひ一度体験してみてください。
また機会がいただけそうなので、次回はもう一歩具体的にモノから浮かび出た「かたち」について考えてみたいと思います。参加してくれた小学生のみなさん、最後まで話を聞いてくださった家族のみなさま、お手伝いしてくださった院生の勝山さん、そしてこの講座の産みの親、周到な準備と進行で大変お世話になった版画美術館の上村さんありがとうございました。
↓さいごにみんなのノートをみんなで観ました。d0020310_031321.jpg
by book-tokyo | 2008-06-26 00:03 | in art in science
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