engawa
こどもの視線や息づかいが加わって15年目。
母として、ひとりのひととして、そこに在ることをいかに見出すかによって環境や認識が、自分自身とあなた・それとの在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。 アート&デザイン with サイエンスの日々と活動をお知らせするメモ。 創りたい、みてみたい世界への試行錯誤の追記を再開します。(2023) 暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。 このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。 HP:book-tokyo.com 以前の記事
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尊敬するデザイナー宮城壮太郎氏を、これまた尊敬する編集者&ライター土屋真喜子さんがインタビューした(なんて組み合わせでしょう!)記事が掲載されました。
□東京都歴史文化財団 ウェブサイト[トーキョーアートナビゲーション」 アートエッセンス 『私は、デザイナーの仕事は横串を刺す仕事、つまり、ものをつなぎ合わせる仕事ではないかと思っています。どういう人が使うのか、どういうところで売られるのか、どういう目的で商品をつくるのか、コストを抑えること、不便のもとは何かなど、さまざまな立場の人の考えや問題などを考慮しなければならないので、幅広い見識が必要になってきます。昔よりも深掘りしなければならなくなっていると思うのです。』(宮城壮太郎氏) ASKULのCIデザインやグラフィック、インテリア、プロダクトはもちろん数々のデザインコンサルタントなどでも知られる宮城壮太郎氏。 宮城さんの生活そのものが、「all about[デザイン]」のようで、実にOFFTIMEはないのではと感じるほどのデザイナー。とはいえ狭いトンネルをまっすぐ行くのではなく、どこまでも広がる平原に立って、あれこれ散らばったひとたちを繋ぎ合わせて行くのが「デザイン」の仕事なのだと、宮城さんのライフスタイルを垣間見るたびに私はにそう思うのです。本当に、いつも様々な刺激をいただいています。 デザイナーを志す18歳が受験する大学や専門学校は、以前に増して多岐に渡るようになってきました。それに比較すると、一般的な「デザイナー」という職業に対するイメージはまだ戦後間もない頃から変わっていないようにも感じられます。教育機関でのカリキュラムも、社会で活躍する「デザイナー」とはちょっぴり繋がりにくい状態のままなのかもしれません。 宮城さんの辿られた仕事を追うと、社会が求めてきたデザイナーという「仕事」の変化も見ることができるように感じます。 私も、デザイナー、デザイン、という職能は人や技術を繋ぐ仕事なのではと考えています。そのために必要なスキルというのは、これまでの「デザイン」教育に加えて幅広くなってきているうえ、「自分で考えて行動する」ための力のこともさすのかもしれません。 大学で基礎デザインやプロダクトデザインを勉強したつもりですが、コミュニケーション=繋ぎあわせる術ことについては、就職してから学ばせてもらったように思います。 最近は、必ずしも企業やデザイン事務所に就職することがスタートではなくなったからこそ、コミュニケーションについて学生時代に考えるきっかけが作れたらいいのではと改めて思いました。 次回のインタビューも楽しみです。
by book-tokyo
| 2008-02-15 18:21
| design&...
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