engawa
こどもの視線や息づかいが加わって15年目。
母として、ひとりのひととして、そこに在ることをいかに見出すかによって環境や認識が、自分自身とあなた・それとの在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。 アート&デザイン with サイエンスの日々と活動をお知らせするメモ。 創りたい、みてみたい世界への試行錯誤の追記を再開します。(2023) 暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。 このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。 HP:book-tokyo.com 以前の記事
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念願のジム・ジャームッシュ監督「コーヒー&シガレット」を観ました。
http://coffee-c.com/index.html ウルトラ個人的な感想 1. 小さな至宝。私にとって映画が存在する意味を、パーフェクトに近く体現したような、そんな一本でした。つまり、ありふれた日常、多様な生活がそのまま写されたような脚本。フィクションに、演じる者のノンフィクションが混ざり合う演出。そして、あまりにも新奇性のないストーリーを映画という感動に昇華することのできる登場人物たち。もちろん、光の美しさは言うまでもないし、構図の楽しさも堪能できました。 ジャームッシュの観察力そのものというより、彼の持っている、目を向けようとする事物への愛情と優しさに、改めて驚嘆しました。 2. [NO PROBLEM] ALEX DESCAS+ISAACH DE BANKOLE 電話で呼び出された男。呼び出した男。 久々の邂逅。 これといって語り出さない男に、呼び出された男はいらだつ。 「何かあるから話をしたい」vs「何もなくても話をしたい」 「何か話したいことがあるだろう?」と心配する、呼び出された男。 「何もない、NO PROBLEMだ」と言い続けたあげくに苛立つ、呼び出した男。よくある会話。 とはいえ、「何もなくても話がしたいからコーヒーでも飲もう」という思いつきこそが、東京の生活の中で過ごしていると、実に優雅。恋もない、ご馳走もない、相談事もない、ニュースもない。それでも「お茶しよう」最高。 [JACK SHOWS MEG HIS TESLA COIL] MEG WHITE +JACK WHITE 一番のお気に入りのドラマ。 コーヒーを飲む恋人同士。 何かに夢中になって好きな人に話したい、教えてあげたい男と、それを知りながらふと彼の期待をよけて一歩身を引く女。話したいことをいつでも聞いてくれるのは母親だから。 とはいえ、擬似母親的つまり母性?は、ふたりの場を取り戻すために心変わりする。その微妙な女の心境が、ほんの一言二言の台詞で表現される、う〜ん、凄い。 Vol2は後日 image:[JACK SHOWS MEG HIS TESLA COIL]
by book-tokyo
| 2005-04-30 11:44
| 映像&頁もの
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