ayako tsuboya blog
by book-tokyo
engawa
こどもの視線や息づかいが加わって15年目。
母として、ひとりのひととして、そこに在ることをいかに見出すかによって環境や認識が、自分自身とあなた・それとの在りようが変化する。その在りように、どう向かいあいましょう。
アート&デザイン with サイエンスの日々と活動をお知らせするメモ。
創りたい、みてみたい世界への試行錯誤の追記を再開します。(2023)

暖かい新聞紙の様なノートを縁側に敷きました。旅するみなさま、しばし腰を降ろしていってくださいまし。

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精興社を見学してきました
以前から、いつか見学してみたいと思っていた東青梅にある精興社という印刷工場に、ついに行ってきました。青梅のあたりでは、比較的開けた住宅やオフィスのある町並みを抜けて、自動車道から少し入ると、軒の低い工場が中庭を囲むように並んだ印刷所が現れました。今はもう使われていない活版印刷工場は、木造の2層つくりで、活気のあったころの面影が重なって、何故だか視線が注がれたまま、しばらく動くことができませんでした。

今回は、現役で、高度な技術力とプロの仕事が生きているオフセット印刷のプロセスをひととおり見ました。
一時期、集中して石版画の勉強をしたので、オフセット印刷というと少し軽薄な機械刷りのイメージがありましたが、やがてデジタル印刷やプリンター出力に移行してゆくだろうと予想すると、今きちんと見ておかないといけないぞ、という気持ちがありました。実際、デジタル製版にしても、オフセット機の扱いに関しても、「ヒトの手と目」が精度の高い印刷物を産み出すのには決定的な要素だと実感しました。

若い新入りの方のために、マニュアルを作ったり、点検項目を作成したりと、徹底した管理をされている様子が見られましたが、何よりも、機械の仕組みを熟知して、微妙な色味や濃さなどにも敏感である現場の熟練した目に感動しました。

詳細は、近々、book-tokyoサイトの中に「プリンティング」というページを作ってまとめたいと思っています。(なかなかできないのですが・・・)

心残りは、今は閉鎖されてしまっている活版印刷工場を見ることができなかったこと・・・。いつか、消えてしまう前にきっと脳裏に焼き付けに、再会できるチャンスを願って!
by book-tokyo | 2005-09-11 00:31 | design&...
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