キャンパーなわたしたち一家だもの。とはいえ2歳にならない赤ちゃん連れで、どんな処に宿泊しているのか。あるいは来月の家賃を憂慮している状態なのに、7日間の旅だとはずいぶん豪勢な・・とご心配をお掛けしてばかりなのですが、今回は幌馬車で移動しているような雰囲気の素敵な宿で過ごすことができました。
廊下から扉一枚、スタンダードダブルのベットが占有する室内は、簡単なトイレット(シャワー付き)と、朝の光や朝晩向かいの公園の音をうかがい知れる小さな窓があるだけの簡素なもの(写真ベット手前は、もう扉です)でしたが、かえって居心地が良く・・・。到着夜にはさっそくスタンドを布でアレンジして、流れ込んでくる人々の声や踊りの音楽を聴きながら地元人で賑わうパン&お総菜屋さんで仕入れた夕食。
すいれんも、機内でいただいたANA号と部屋の上から下まで探検しつくした翌朝には、このリラックスぶり(寝返りも力強く、おとなはだんだん端っこに(笑)・窓辺ではすでに炊飯中)。目覚めてからほんの数分の間、きつねにつままれた様な顔でぼんやりと旅の始まりを再確認・・・。